タマネギ 収穫 早い

タマネギ栽培.com

タマネギ 収穫 早い

読了までの目安時間:約 6分

 

スポンサードリンク


収穫中のタマネギ

 

 

タマネギは、家庭菜園で育てられる野菜の中でも、
栽培期間の長さがトップクラスです。

 

晩秋に苗を植え付けて初夏に収穫するので、苗からでも5ヶ月以上かかります。
種から育苗するなら、さらに長い期間がかかります。

 

そんなタマネギですが、収穫には早いけれど、
もう収穫したり、あるいは早めに収穫した方が良い状態など、
収穫のタイミングに関する悩みが出てくることがあります。

 

タマネギの収穫の早さに関する悩みには、解決法があるのでしょうか。

 

 

[タマネギ 収穫 早い]

 

 

■タマネギ 収穫 早い

 

・収穫には早いけれど
タマネギの収穫時期は、4月末~6月頃です。
この時期は、夏野菜の植え付け時期とダブっています。

 

広い畑を所有しているなら問題ありませんが、
狭い庭で栽培している場合、どうしてもエリアの有効活用に困ります。

 

タマネギを育てている場所に、夏野菜を植えたい!
と思うことも少なくありません。

 

夏野菜の定植時期が、だいたい4月下旬~5月中旬に集中します。
栽培地域が暖地で、栽培しているタマネギの品種も極早生であれば、
ギリギリ収穫が間に合うこともあります。
けれど、たいていは収穫時期と定植時期の折り合いがつきません。

 

夏野菜も定植時期が遅れると、その後の生育に影響しますし、
何より苗の販売が終了することも多いです。

 

そんな時は、思い切って早めに収穫してしまうのも1つの手です。
本来の収穫時期が5月以降のタマネギ品種の場合、
4月下旬では、まだ少し球が膨らんできたかな? という程度です。
それでも収穫すれば食べられるので、思い切って収穫しましょう。

 

 

葉タマネギ

 

 

まだ茎が倒れていない若いタマネギであれば、
葉も食べられる葉タマネギとして楽しむことができます。

 

家庭菜園では、春に間引き目的で葉タマネギを楽しむことが多いですが、
間引きでなくても葉タマネギは食べられます。

 

もちろん、茎が倒れるまで待ってから収穫した方が、
球がしっかりと肥った大きなタマネギが収穫できますし、
乾燥させれば貯蔵性も高いです。

 

けれど、タマネギと夏野菜を両立したいのであれば、
早めに収穫するのも悪いことではないのです。

 

 

収穫した葉タマネギとジャガイモでシチュー、最高の味です

 

 

・早めに収穫した方が良い
十分なスペースがあり、夏野菜の植え付けを気にする必要がない場合でも、
早めにタマネギを収穫した方が良いことがあります。

 

早く収穫した方が良いのは、トウ立ちや分球しているタマネギです。

 

タマネギ栽培の失敗で多いのが、トウ立ちや分球したことによって、
キレイなタマネギにならないことです。

 

失敗の原因はいくつかあり、ホームタマネギか苗からの栽培かに関わらず、
起こる可能性のある失敗です。

 

 

タマネギのトウと花

 

 

春になると、トウ立ちした株はいわゆるネギ坊主のような形をした花芽が、
株の中心から上がってきます。

 

花芽を切ったとしても、すでに球が割れて形がいびつになっているので、
花芽が上がっているのを見つけたら、収穫した方が良いでしょう。

 

球があまり肥っていなくても、早めに収穫しておくことで、
こちらも葉タマネギと同じように食べることができます。

 

分球している場合も同じで、トウ立ちせずに分球している場合であっても、
球が肥った時に形が悪く、1個のサイズがとても小さくなります。

それでも良いということであれば、茎が倒れるまで待っても良いですが、
葉が柔らかいうちなら葉タマネギとして葉も球も食べられるのでお得です。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



スポンサードリンク

 

タグ :  

タマネギ栽培 Q&A

人気の記事