タマネギ 秋まき 春まき

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タマネギ 秋まきと春まき

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太っていく秋まきタマネギ

 

 

タマネギを育てる時の作型には、
いくつか種類があるって知っていますか?

 

現在の日本での代表的な作型は、
秋に種を播いて定植し、育てて翌年の初夏に収穫するものです。

 

けれど、他にも春に種を播いて育て、
真夏~秋にかけて収穫する作型もあります。

 

秋まきと春まきでは、どのような違いがあるのでしょうか。

 

 

[タマネギ 秋まきと春まき]

 

 

■秋まきタマネギ

 

秋まきは、名前の通り秋に種を播いてタマネギを育てます。
秋といっても、品種や地域によっては、
夏の終わり頃から種播きが始まる場合もあります。

 

種まきは8月下旬~9月に行い、育苗してから定植します。
収穫は年を越して5月下旬から始まります。

 

品種によっては、5月よりも早く収穫できる場合もあります。
基本的にはどの地域でも栽培可能な作型ですが、
寒冷地で育てる場合は、寒さ・雪対策をします。

 

寒冷地の中でも、東北や北海道のように、
寒くて積雪もあるような場所での栽培に、特に注意が必要です。

 

タマネギは積雪によって葉が埋もれると、
凍害が出て収穫量が極端に下がることがあります。

 

そのため、防寒対策は必須となります。
関東以南であれば、秋まきの作型に適しています。

 

育てられる品種もたくさんあるので、好みのものを選べます。
お勧めなのは、地元で育てられている品種です。

 

地元で育つということは、気候や天候がほぼ同じになる自宅でも、
育てやすい品種ということになります。

 

最近では、直売所で苗を販売していることもあるので、チェックしてみましょう。

 

 

タマネギは、極端な暑さ、寒さに弱いです

 

 

■春まきタマネギ

 

春まきの作型は、早春~春にかけて種まきを行う作型です。
3月~4月に種を播くので、東北や北海道のような、
積雪地域であっても、育てやすいのお勧めです。

 

春まきの場合、直播き栽培もできますし、
育苗したものを定植して育てることもできます。

 

春に種を播くので、秋まきよりも収穫がずいぶんと遅く、
8月~9月になるのが基本です。

 

 

収穫された春まきタマネギ

 

 

タマネギは暑さにも弱く、暖地で春まきの作型を用いると、
夏の暑さによって生育不良になります。

 

タマネギの球肥大と日の長さ、気温とはとても関係が深いため、
タイミングが合わないと、球が大きくならずに終わることも多々あります。

 

プロの農家ならともかく、家庭菜園で育てるのであれば、
暖地・中間地・寒冷地によって、合う作型を選ぶようにしましょう。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ栽培 Q&A

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