タマネギ 葉が黄色くなる原因は?
タマネギの葉が黄色くなってしまうことがあります
黄色くなる原因には、育て方によるものや天候によるもの、
病害虫の被害が考えられます。
タマネギの葉が黄色くなる原因を知っておき、
早めに対策を行いましょう。
[タマネギ 葉が黄色くなる原因は?]
■タマネギ 葉が黄色くなる原因は?
1.追肥が足りない
タマネギの葉先が黄色くなり、
枯れたように見えるのは肥料切れのサインです。
タマネギはとても肥料を必要とする野菜です。
元肥はリン酸成分の多い肥料を十分に与えます。
追肥は、収穫までの間に3回必要です。
1回目の追肥は植え付け2週間後に行い、根張りをよくします。
2回目の追肥は1月中旬に行い地上部の生長を助けます。
3回目の追肥は2月中旬から3月上旬に与え、球の肥大を助けます。
肥料は適切な時期に適切な分量を与えることが大切です。
2回目の追肥は真冬の乾燥しやすい時期に行います。
適切な時期に肥料を与えていても、
乾燥していると肥料の効きが悪くなることがあります。
>>タマネギ 肥料
2.水が足りない
タマネギは特に苗を植え付けて、
根が定着するまでの間は乾燥に弱くなっています。
根が定着する時期に水切れを起こすと、根の生長が悪くなり、
葉が黄色く枯れたようになります。
真冬の水やりにも注意が必要です。
真冬時期は空気が乾燥し、畝も乾きやすくなっています。
降水量が少ないと、心配で水を与えたくなります。
しかし、冬時期に水やりを行う時は最低気温に注意が必要です。
氷点下の気温が続くときに水を与えると水が凍結し、
タマネギを枯らせてしまう可能性があります。
>>タマネギの水やり
3.気温が低い
タマネギの葉が充分に生長できないうちに、
急激に冷え込むと気温の変化により葉が黄色くなることがあります。
タマネギの苗がしおれたようになってしまうこともあります。
気温が高くなれば元気を回復するので心配する必要はありません。
ただし、低温が続くと花芽分化が起こりとう立ちしやすくなります。
収穫まで元気に育ってほしいです C)季節の花300
4.病害虫の被害にあった
タマネギの葉が黄色くなる原因に、べと病が考えられます。
苗の生育期や植え付け時期に雨の跳ね上げたしぶきによって感染します。
感染した苗から、春になって周囲の株に感染が広がります。
排水を良くし、水はけの悪い土壌であれば、
高畝にして育てることで被害の発生を防ぎます。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期