くれない玉葱
くれない玉葱
くれない玉葱は、家庭菜園からプロまで育てやすいタマネギです。
中原採取場(ナカハラのタネ)から販売されている品種で、赤タマネギです。
くれない玉葱の特徴や育て方のコツをご紹介します。
[くれない玉葱]
■くれない玉葱の特徴
・5月~6月収穫の中生品種
9月に種まきをして5月下旬から6月にかけて収穫できます。
熟期は中生で、中間地や暖地での栽培に向いています。
ナカハラのタネのホームページでは、
プロから家庭菜園まで幅広くオススメしている品種です。
・生育が旺盛で病気に強い
他の赤タマネギよりも特に生育が旺盛です。
育ちやすく肥大しやすいので安心して育てられます。
各種病害にも強く、家庭菜園でも育てやすい品種です。
・中まで着色が良い
表面はツヤがある濃い赤紫色をしていて、鮮やかです。
中までしっかりと着色をしていて、スライスすると綺麗な濃赤紫色と、果肉の白色が美しいです。
・やや大玉になる
形は中甲高によく揃い、大きさは300gとやや大玉になります。
赤タマネギの中では大玉サイズに入ります。
大きさも揃うので収量も安定します。
・臭いが少なく食べやすい
サラダで食べると、臭いがどうしても苦手という方がいらっしゃいますが、
くれない玉葱は臭いが控えめで、辛味も少ないのでサラダでも食べやすいです。
サラダにしても、火を通しても甘みを感じることができ、彩りとしても良いです。
■くれない玉葱の栽培のコツ
・種まきは9月中旬頃
暖地、中間地ともに9月中旬頃から種まきを行い、
暖地で遅くとも10月中旬までには種まきをします。
遅すぎると苗が育たず、冬を越すことが難しくなり、
早すぎると大きい苗が育ってしまい、トウ立ちや分球の原因になってしまいます。
適期に種まきを行うことが大切です。
・肥料過多に気をつける
草勢が強く、生育が旺盛なので肥料過多に気をつけます。
元肥をやや控えめにすることが大事です。
追肥はタマネギの生育を見て行います。
・収穫
収穫は5月中下旬から開始し、6月いっぱいまで収穫できます。
タマネギの生育や倒伏を見てから収穫を行い、
収穫後は風通しの良いところで貯蔵します。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期