愛知赤玉葱
愛知赤玉葱
愛知赤玉葱は、色ツヤが良い赤タマネギで、アサヒ農園で育成された品種です。
愛知、という名前がついているためか、愛知県でとても人気があります。
愛知赤玉葱の特徴や育て方のコツをご紹介します。
[愛知赤玉葱]
■愛知赤玉葱の特徴
・トウ立ち、分球が少ない中生品種
トウ立ちする原因は、植えつけるときに苗が大きかったり、
植え付け時期が早すぎるとトウ立ちしやすくなり、分球になりやすくなりますが、
愛知赤玉葱は失敗しにくく、育てやすいです。
熟期は中生で、5月頃に収穫をして、短くても9月まで貯蔵ができ、
貯蔵の仕方によってはもう少し長く貯蔵ができます。
・色が鮮やか
赤タマネギで、表皮が濃い赤紫色をしていて、とても鮮やかです。
スライスすると、中までくっきり着色していて、彩りが美しいです。
濃い色がなんとも美しい品種です。
・サイズが大きい
サイズが大きく、形は中甲高をしていて、球に近い形から、やや平べったい形になります。
大きさは大玉になり、350g前後によく揃います。
タマネギの中では特に大玉によく太ります。
・おいしく、サラダにピッタリ
食味は赤タマネギ特有の辛さが控えめで、甘みがあります。
彩りも良く、サラダに向いています。
赤タマネギの中でも食味が良く、美味しいです。
■愛知赤玉葱の栽培のコツ
・無理な早まき、早植えをしない
トウ立ち、分球が起こりにくい品種ではありますが、
タマネギの基本に沿って、適期の種まき、植え付けを心がけます。
暖地、中間地ともに9月中旬から下旬までには種まきをします。
植え付けは暖地で11月下旬、中間地で11月中旬が目安です。
・肥料過多に気をつける
特に、育苗時の肥料過多に気をつけ、大きい苗にならないように気をつけます。
植え付け時の土作りは、基本と同じように行います。
・収穫は5月から
収穫は暖地で5月中、中間地でも6月初旬までには収穫ができます。
実際の収穫は、タマネギの生育や、倒伏のタイミングをみて収穫します。
収穫後は風通しの良い場所で貯蔵すると長持ちします。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期