中華妃
中華妃
中華妃(ちゅうかひ)は北越農事株式会社のオリジナル品種で、
長期の貯蔵ができ、甘みがある赤タマネギです。
中華妃の特徴や育て方のコツをご紹介します。
[中華妃]
■中華妃の特徴
・貯蔵性が良い中晩生
中華妃は中晩生品種で、貯蔵性が良い赤タマネギです。
中間地、暖地、一部の冷涼地で栽培することができ、
9月上旬までには種まきをし、夏場の6月から7月に収穫ができます。
貯蔵性がとても良く、収穫してから翌年の2月頃まで貯蔵することができます。
赤タマネギを長く楽しむことができます。
・紫に近い赤タマネギ
色は紫色に近い、濃紅紫色をしています。
見た目はやや平べったい扁円の紫色のタマネギで、色が美しいです。
スライスすると中までしっかりと紫色に色付き、発色が良いです。
色を生かしてサラダの彩りとしても使えます。
・糖度が高くサラダに最適
赤タマネギはサラダとして食べることが多いです。
中華妃もサラダにするととても美味しいです。
糖度が9度以上と高く、他のサラダタマネギよりも甘さを感じることができます。
シャキシャキとした食感がとても良く、食味食感ともに良いです。
■中華妃の栽培のコツ
・種まきから植え付けまで
栽培適地はどの地域でも問題ありませんが、
雪の積もるような地域では注意が必要です。
種まきは8月下旬頃からはじめ、遅くとも9月上旬頃までには終わらせておきます。
苗の作り方は一般的なタマネギと同様に行います。
植え付けは10月下旬、遅くとも11月初旬には植えつけるようにし、
適期の種まき、植え付けが大事です。
・チッソ過多には気をつける
元肥、追肥は一般的なタマネギと同じ量、同じ回数行いますが、
チッソを与えすぎてしまうと、
タマネギの品質が落ちるのでチッソ過多には気をつけます。
・収穫
収穫は6月下旬から7月上旬頃にできます。
倒伏を見てから収穫しますが、倒伏後もタマネギは肥大するので注意します。
収穫後は風通しの良いところで貯蔵、保管すると、長く貯蔵することができます。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期