オホーツク1号

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オホーツク1号

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オホーツク1号

 

 

オホーツク1号は、株式会社七宝で育成された品種で、
北海道などの冷涼地での栽培に向いている、
北海道産のタマネギの主力品種の一つです。

 

オホーツク1号の特徴や育て方のコツをご紹介します。

 

 

[オホーツク1号]

 

 

■オホーツク1号の特徴

 

・北海道で栽培される主力品種
北海道や冷涼地の春まき栽培に向いている品種で、
特に北海道では時期ごとにタマネギの品種が異なります。

 

8月から北早生3号から始まり、その後9月頃からオホーツク1号が出荷され、
オホーツク1号のあとにスーパー北もみじや、
北もみじ2000が出回る形となっています。

 

北海道のタマネギ栽培では主力品種の一つになっています。

 

・熟期は早生
熟期は早生で、冷涼地で4月から5月頃に植え付け、9月以降に収穫ができます。
タマネギの栽培で多く使われる秋まき栽培を冷涼地で行うと、
失敗しやすいので、冷涼地に向いた品種を使い、
今まで諦めてしまった方も春まき栽培に挑戦してみるのも一つです。

 

・病害に強くトウ立ちが少ない
軟腐病などにやや強く、耐性を持っています。
トウ立ちが起こることがほとんどなく、育てやすいです。

 

・貯蔵期間が長い
早生品種ながらも、貯蔵期間がとても長いのが一番の特徴です。
収穫して、翌年の5月まで貯蔵することができるます。

 

冷涼地向けの品種で、比較的貯蔵が効くポールスターの貯蔵期間が収穫後、
年が明けた2月~3月まで貯蔵できることに比べると、
オホーツク1号の方が2ヶ月も長いです。

 

 

■オホーツク1号の栽培のコツ

 

北海道や冷涼地で栽培する場合の春まき栽培に沿って栽培を行います。

 

・早めの植え付け
オホーツク1号ではやや早いうちに植え付けを行うと、品質が良く揃います。
極端に早すぎても良くないので気をつけます。

 

・追肥と肥料
秋まき栽培だと、追肥は2回程度行いますが、
春まき栽培をする場合は栽培期間が短いので元肥だけで十分です。

 

肥料不足になった場合は、多少追肥を行いますが、
腐りやすくなってしまうので、元肥をしっかり与えます。

 

・収穫
収穫は9月頃から始まります。
貯蔵は一般的なタマネギと同様に行うことで、より長持ちします。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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