こはく玉葱
こはく玉葱
こはく玉葱は中原採取場(ナカハラのタネ)から販売されている、
極早生で暖地向けの品種で黄色のタマネギです。
こはく玉葱の特徴と育て方のコツをご紹介します。
[こはく玉葱]
■こはく玉葱の特徴
・愛知早生系統の改良品種
愛知早生系と呼ばれる品種があるのをご存知でしょうか?
愛知早生と呼ばれるタマネギは現在では、
愛知早生白タマネギという名称になっています。
愛知県の伝統野菜とされていて、今の東海市で栽培されていました。
名前の通り、タマネギは白色をしていて、美しい色をしています。
食味は辛味はほとんどなく、甘みがあるのでそのまま食べることができます。
また、葉タマネギとしても食べられることが特徴です。
愛知早生白玉葱自体も改良品種で、
元々はフランスから入ってきた品種を改良した品種というのが有力です。
こはく玉葱は愛知早生系の改良品種で、極早生品種になります。
同じように、愛知早生系の特徴を持っています。
色は白色ではなく、黄色のタマネギになります。
・生育が旺盛で密植栽培もしやすい
中原採取場ではプロ向け品種として紹介されています。
栽培の特徴としては、生育が旺盛で、葉は細く、枚数が7~8枚になり、
密植が可能なので、密植して、たくさん収穫することができます。
トウ立ち、分球が特に少ないので、家庭菜園でも育てやすい品種です。
暖地での栽培に向いていて、早出し収穫、青切り出荷が主になります。
・サイズはM~Lに揃う
極早生タマネギは大きさが小さいという印象ですが、
こちらも同じように、大きさは250g~280gになります。
規格で言えば、Mサイズ~Lサイズと安定します。
形は甲高豊円形で、かなりの甲高の形になります。
大きさ、形ともに揃いが良いです。
■こはく玉葱の栽培のコツ
・基本的な栽培は極早生品種と同じ
極早生品種の育て方を守れば栽培が出来ます。
種まきは9月上旬から中旬に行います。
生育が旺盛なので、土作りの時には元肥は控えめにすることが大事です。
・収穫
収穫時期は4月中旬から下旬くらいから収穫ができます。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期