さつき

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さつき

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さつき

 

 

さつきは株式会社七宝の黄タマネギ品種で、
中生品種ではありますが青切り、長期の貯蔵に向いています。

 

栽培しやすく食味が良い品種です。
さつきの特徴や栽培のコツをご紹介します。

 

 

[さつき]七宝交配

 

 

■さつきの特徴

 

・耐病性、トウ立ちが少ない
さつきの大きな特徴として、耐病性が優れていることです。
耐病性を持つ品種は病害にかかる心配が少なく、安心して育てられます。

 

また、トウ立ちや分球が極めて少ないです。
耐病性、トウ立ち、分球の少なさから育てやすい品種です。

 

・5月下旬~6月上旬に収穫できる中生種
熟期は中生で、栽培は秋まき栽培が適しています。
暖地から冷涼地まで幅広く栽培ができます。

 

収穫は、一番早く収穫できる暖地で5月下旬から収穫ができます。
中間地は6月上旬、冷涼地では6月中下旬に収穫ができます。

 

・貯蔵性が良く、青切りでも収穫できる
葉つきのまま収穫する青切りでも収穫できます。
青切り収穫の場合は一般的な収穫期より早めに収穫できます。

 

基本通りに収穫し、貯蔵することもでき貯蔵性が良いので、
収穫後半年後の12月末まで貯蔵可能です。

 

・食味が良く、生食でも美味しい
香りが良く、マイルドさを持つ辛みで食味が良いです。
マイルドなので生食も最適です。
加熱すると甘みが増し、加熱、生食ともに美味しいです。

 

 

親子丼の旨み、甘みを増して美味しいです

 

 

■さつきの栽培のコツ

 

・基本は秋まき栽培の作型に沿う
9月に種をまき、11月に植え付けをします。
遅くとも、9月下旬までには種まきを終えます。
冷涼地は9月上旬までに行います。

 

育苗中は乾燥しないように管理します。
種を撒いてから55日経ったら植え付けます。

 

・元肥と追肥はしっかり行う
元肥は堆肥、化成肥料、苦土石灰などを入れます。
量は基本的な分量で入れておきます。
少なすぎず、多すぎない量にするように気をつけます。

 

追肥も忘れずに行い、3回を目安とします。
年内に葉数を揃えるため、植え付けてから2週間後の1回目の追肥が重要です。

 

・収穫は倒伏後
収穫は5月下旬~6月上旬から収穫ができます。
倒伏が始まるのがもう少し早いですが、
倒伏しきってから収穫すると確実に収穫できます。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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