オニオン（チポッラ）・フィレンチェ
オニオン（チポッラ）・フィレンチェ
オニオン（チポッラ）・フィレンチェはイタリアで栽培されている赤タマネギで、
HORTUS社の品種で、種は通販で購入できます。
中玉に揃い、味、香りが良いです。
オニオン（チポッラ）・フィレンチェの特徴や栽培のコツをご紹介します。
[オニオン（チポッラ）・フィレンチェ]HORTUS社
■オニオン（チポッラ）・フィレンチェの特徴
・イタリアの中玉の赤タマネギ
フィレンチェはイタリアで栽培されているタマネギの一つです。
赤タマネギで、表皮がやや茶色に近いです。
大きさは中玉になり丁度良い大きさになります。
過度に肥大することが少ないです。
・熟期は中生
秋まき栽培に適しており、9月に種まきをして5月～6月に収穫できます。
栽培適地は暖地、中間地、一部の冷涼地です。
冷涼地は雪が積もらないような地域で栽培することができます。
貯蔵性は中程度で、吊り玉貯蔵をすると長く貯蔵することができます。
赤タマネギなので、黄タマネギより貯蔵期間が短いですが、
8月下旬～9月下旬まで貯蔵できます。
・赤銅色で発色が美しい
一般的な赤タマネギに比べ、やや茶色に近い色合いです。
赤銅色で発色が良く、見た目が美しいです。
内部の発色はやや薄めです。
・香りが良く、辛みが少ない
タマネギ特有の刺激臭がマイルドで香りが良く、辛みも少ないです。
生食の場合、水にさらすとよりマイルドな食味になります。
赤タマネギなので加熱調理には不向きで、サラダ向きです。
■オニオン（チポッラ）・フィレンチェの栽培のコツ
・基本は一般的なタマネギと同じ
栽培は秋まき栽培で行います。
早撒きは避けて9月に種まきをします。
乾燥しないよう管理し、種を撒いてから50日～60日後に植え付けます。
・元肥と追肥
元肥は基準通りに入れます。
有機肥料を使う場合は少し多めに入れておきます。
追肥は2回～3回行い、3月下旬までに3回目の追肥を終えます。
・収穫時期
中生種なので5月～6月に収穫ができます。
収穫時期は目安なので、
倒伏しきってから収穫をすると確実です。
・貯蔵
収穫後、よく乾燥させて涼しい場所で貯蔵します。
吊り玉貯蔵をしたり、日陰で風通しが良いところで貯蔵すると長持ちします。
6月に収穫して3ヵ月後の9月末くらいまで貯蔵できます。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期
