ゴールデンウィーク
ゴールデンウィーク
ゴールデンウィークは名前の通り、ゴールデンウィークまでに収穫できる早生品種で、
1球が大きく、300g~350gに揃う大玉タマネギです。
作りやすく、食味も優れ人気です。
ゴールデンウィークの特徴や育て方をご紹介します。
[ゴールデンウィーク]山陽種苗
■ゴールデンウィークの特徴
・4月下旬~5月上旬に収穫できる早生品種
秋まき栽培専用の品種で、熟期は早生です。
暖地、中間地の栽培で5月上旬までに収穫ができる品種です。
早生品種のため、貯蔵には不向きですが、収穫直後からの食味に優れ、
甘く、みずみずしいタマネギが収穫できます。
・特に大玉に揃う
早生品種の中では大玉になり、
1球が300g、栽培によっては350gにもなります。
ずっしりとした重さと、ボリューム感があります。
形は甲高になり、よく揃います。
ゴールデンウィーク C)山陽種苗
・トウ立ち、分球の発生が少ない
適期の種まき、植え付けではトウ立ちや分球の発生が特に少ないです。
早まきをしたり、大苗を植え付けるとトウ立ち、分球が起こりやすくなりますが、
適期に行う場合には心配が少ないです。
■ゴールデンウィークの栽培のコツ
・種まきは9月15日~20日頃に行う
トウ立ち、分球が特に少ない品種ですが、種まき、植え付けは適期に行います。
種まきは9月15日~20日頃が適期なので、適期を守って種まきをします。
・越冬までは生育を抑え、越冬後に肥料を効かす
植え付けてから越冬までは、冬を越せる葉数、大きさまでにしたら、生育を抑え、
越冬後から肥料が効くように、緩効性の肥料を使うなどの工夫をします。
越冬後の追肥は1月に行い、止め肥は2月中旬頃とします。
・葉勝ちにならないよう、肥料過多に注意する
肥料過多、特にチッソ分が多いと葉ばかり育つ葉勝ちになります。
葉勝ちになると、肥大が悪くなるので肥料過多に注意します。
ゴールデンウィーク C)山陽種苗
・収穫は5月上旬
早くて4月下旬から収穫ができ、確実に収穫できるのは5月上旬です。
生育や倒伏の状況を見て収穫をします。
収穫後はよく乾燥させて貯蔵しますが、
貯蔵性は良くないので、貯蔵は2か月~3か月後の7月末までが目安です。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期