サニーレッド
サニーレッド
サニーレッドは2019年6月から販売される赤タマネギ品種で、
株式会社大和農園から販売されます。
旧名はレッドサンで、同社から販売されていた品種です。
サニーレッドの特徴や栽培のコツをご紹介します。
[サニーレッド]株式会社大和農園
■サニーレッドの特徴
・旧名はレッドサン
サニーレッドは株式会社大和農園から販売されていたレッドサンが元になっています。
2018年頃まではレッドサンの名前で販売されていました。
2019年よりサニーレッドという名前に変え、
同年6月から新たに販売されます。
名前の通り、赤タマネギで、甘く、辛みが少ない品種です。
・5月下旬から収穫できる
熟期は中晩生で、暖地、中間地で5月下旬から収穫できます。
冷涼地で育てる場合、6月からの収穫になります。
一般的な中晩生品種と同様の収穫時期です。
・甲高の大玉品種
形は甲高で、1球300gの大きさになる大玉品種です。
中晩生の赤タマネギの中では標準に近い大きさです。
見た目にボリュームがあり、発色も良いです。
収穫直後は内部の発色が薄いため、
収穫後は1週間~2週間ほど置いておくと、内部まで綺麗に発色します。
・11月末まで貯蔵可能
5月下旬~6月に収穫してから半年後の11月まで貯蔵可能です。
長く貯蔵するために、吊り玉貯蔵にしておくと、
11月末まで貯蔵ができ、貯蔵性も優れます。
タマネギの収穫
■サニーレッドの栽培のコツ
・基本は秋まき栽培
9月に種をまく秋まきで栽培をします。
中間地で9月中旬、暖地で9月下旬頃までに行います。
冷涼地は9月になる前に種まきをします。
育苗は基本通りに行い、早まきは控えます。
・肥料過多、遅肥に注意
元肥は多すぎないようにし、肥料過多にならないようにします。
追肥は3回で、3回目の追肥は遅すぎないよう、3月上旬までに終わらせます。
3月上旬以降追肥を与えてしまうと、貯蔵性が悪くなる原因にもなります。
・全体の8割が倒伏したら収穫する
収穫は5月下旬~6月からです。
全体の8割が倒伏してきたら収穫時期です。
収穫後は1週間~2週間置くと、内部の発色が良くなります。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期