スターレッド
スターレッド
スターレッドは株式会社トーホクから販売されている赤タマネギ品種です。
作りやすい中生種です。
生食、サラダに最適で、辛みと甘みのバランスが良いです。
スターレッドの特徴や栽培のコツをご紹介します。
[スターレッド]トーホク
■スターレッドの特徴
・中生の赤タマネギ品種
熟期は中生で、タマネギの中では中生に分類されます。
中生種の中ではやや収穫が遅いので、中晩生くらいの熟期です。
一番収穫が早い暖地で6月、中間地で6月上旬、
冷涼地で6月下旬~7月が収穫時期です。
・早くから色づく
赤タマネギの表皮の着色は品種によって差があります。
スターレッドは早くから色付きます。
内部の発色は薄めで、同じ株式会社トーホクから販売されている、
赤タマネギ品種のサラダ玉ねぎより薄い色をしています。
適度に薄い赤紫色で美しいです。
・貯蔵性も良い
晩抽性のためトウ立ちが遅く、貯蔵性も良いです。
晴れた日に収穫し、風通しの良い場所で貯蔵すれば長持ちするので、
長く赤タマネギを味わえます。
・甘みがあり、適度な辛みがある
甘みが強い品種ですが、辛みも適度にあります。
辛みと甘みのバランスが良いため食味が良いです。
主にサラダなどの生食に向いている品種です。
作りやすい赤タマネギ
■スターレッドの栽培のコツ
・適度な大きさの苗を育てる
大苗にするとトウ立ちや分球が起こりやすくなるので、
適度な大きさの苗を植え付けられるように種まきをします。
中間地、暖地で9月中下旬、冷涼地で9月中旬までに種まきを行います。
種を撒いたあとの管理は乾燥させないようにするのがポイントです。
・土作りと肥料
水はけが良い土を作ることが大事です。
病気の予防にもなるので、水はけが良い土を作ります。
元肥、追肥は基本の育て方に沿って与えます。
追肥は2回~3回行い、3月の追肥は遅すぎないようにします。
・倒伏後、晴天の日に収穫する
倒伏してから1週間後を目安にし、
暖地で6月上旬、中間地で6月上中旬、冷涼地で6月下旬が収穫時期です。
晴れた日に収穫し、収穫後は乾燥させてから貯蔵します。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期