センチュリー玉葱

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センチュリー玉葱

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センチュリー玉葱

 

 

センチュリー玉葱は、中原採取場(ナカハラのたね)から、
販売されている、極早生のタマネギです。 

 

 

[センチュリー玉葱]

 

 

■センチュリー玉葱の特徴

 

・早出し栽培に向く超極早生品種
3月中旬からの収穫が可能ですが、
栽培によっては3月上旬から中旬に収穫ができ、市場に一番に出すことができます。
肉質、食味ともに良い品種です。

 

・扁円で尻がくぼみにくい
収穫時期が同じ時期のスーパーこがね玉葱に比べて平べったく、
横にやや大きい形をしています。
大きさは200gに揃います。

 

栽培によっては、タマネギの尻の部分がくぼむことがありますが、
センチュリー玉葱は、くぼむ心配はないです。

 

・栽培は暖地で地温確保をする
中原採取場ではプロ向け品種として紹介され、暖地での栽培に向いています。
早くから収穫できることから暖地での早出し栽培ができます。

 

他に、土の性質は*砂壌土(さじょうど)が適していて、
地温が上がりやすい土を選びます

 

この砂壌土は砂土と壌土の中間で、
土に含まれている粘土が12.5~25%の土を砂壌土といいます。

 

砂壌土は排水性が良く、地温も上がりやすい半面、保水性、保肥力*が
弱いという特徴を持っています。

 

保水性が弱いからといってたくさん水を与えてしまうと、病気の原因になります。
タマネギが育つためにも、水やりは適度に行うようにしましょう。

 

極端に粘土質でなければ育ちますし、地温確保はマルチでも可能ですので
土質を気にしなくとも、十分栽培が出来ます。

 

 

■センチュリー玉葱の栽培のコツ

 

・基本的な栽培は極早生タマネギと同様
基本的な栽培は変わりません。
土を保温し、水やりは適度に行うことが大事です。
水やりについては、
>>タマネギの水やり

 

・種まきから収穫まで
種まきは9月中下旬までに行い、収穫は3月中旬が目安です。
栽培によっては上旬頃から収穫ができます。

 

*砂壌土
砂土(さど)と壌土(じょうど)の中間に位置する土質のことです。
他にも区分があり、排水性が良い順番から、
砂土、砂壌土、壌土、埴壌土(しょくじょうど)、埴土(しょくど)、
また、含まれる粘土質も、埴土寄りの土は粘土が多いです。
極端に粘土質でなければ、大体の野菜は育ちます。

 

*保肥力
土が肥料を保持する力のことです。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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