ツーK玉葱
ツーK玉葱
ツーK玉葱は、晩生品種で、長期の貯蔵が可能です。
吊り貯蔵であれば、翌年2月まで貯蔵ができます。
サンK玉葱と同様に、小林育苗株式会社から販売されているタマネギ品種です。
ツーK玉葱の特徴や育て方をご紹介します。
[ツーK玉葱]小林交配
■ツーK玉葱の特徴
・長期貯蔵用の晩生種
ツーK玉葱は長期の貯蔵に適している晩生品種で、
6月上旬から収穫し、年明けまで貯蔵できます。
草姿は半立性で、しっかりとしていてます。
トウ立ちや分球の発生が少ないので育てやすいです。
・肥大が良く、大きいと400gになる
充実したタマネギは400g以上になる大豊産種です。
吊り玉貯蔵をする場合は、300g~350gくらいが丁度良いです。
大きく育ちますが、球はかたく締まります。
・中間地や暖地で栽培が可能
小林育苗株式会社では、中間地や暖地での栽培を推奨としています。
雪が積もらないような一部の冷涼地でも栽培は可能ですが、
なるべく中間地や暖地で育てたほうが簡単です。
・吊り玉貯蔵で2月まで貯蔵できる
吊り玉貯蔵をすると長く貯蔵でき、
腐敗が少なく、萌芽が遅いので、2月まで貯蔵が可能です。
貯蔵をする場合、玉が過肥大しないようにします。
■ツーK玉葱の栽培のコツ
・暖地で9月20日頃に種まきをする
暖地では、9月20日前後の種まきが適期とされているので、適期を守ります。
中間地も同じくらいの時期で良いです。
植え付けは種まきから50日~60日が目安で、
大苗にならないようにします。
・元肥を主体として育てる
肥料は元肥を主体とし、追肥は補助程度に考えます。
年内までに葉数が揃わないと思ったら年内に追肥を行います。
生育を見て追肥をしますが、3月以降の追肥は腐敗などの原因となるので避けます。
・収穫
収穫は早くて6月初旬から可能です。
遅くとも6月中旬までには収穫し、タマネギが大きくなりすぎないようにすると、
貯蔵しやすく、より長く貯蔵ができます。
吊り玉貯蔵が一番長持ちするので、貯蔵の際は吊り玉がオススメです。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期