トップゴールド430
トップゴールド430
トップゴールド430は4月末から収穫できる早生品種で、
生育旺盛で、分球、トウ立ちの発生が少なく育てやすいです。
球の揃い、締まりはよく、300g内外の大玉に揃います。
トップゴールド430の特徴や育て方をご紹介します。
[トップゴールド430]タカヤマ交配
■トップゴールド430の特徴
・早くて4月末から収穫できる早生品種
秋まき栽培専用品種で、9月から種まきをする作型に合っています。
9月中下旬に種まきをし、収穫は早くて4月末、
遅くとも5月初旬から収穫ができる品種です。
早生品種のため、栽培は暖地、中間地が容易で、
冷涼地で育てるには難易度が高く、難しいです。
・中間地、暖地栽培向け
4月末から収穫できる品種のため、厳しい寒さや積雪には弱く、
栽培は中間地、暖地向けです。
どちらの地域も9月中旬から下旬にかけて種まきをします。
55日~60日間、苗を育て、11月中旬に植え付けをします。
・生育旺盛でトウ立ちの発生が少なく育てやすい
草勢は旺盛で、良く育ちます。
初期からの生育も旺盛なので、越冬前に葉数が揃いやすいです。
生育旺盛な分、早まきは厳禁で、大苗の植え付けをしてしまうと、
トウ立ちしやすくなりますが、適期の種まき、
適期の植え付けを行う通常通りの栽培ではトウ立ち、分球の心配は少ないです。
・球の大きさ、形がよく揃う
1球は大きく。300g内外によく揃います。
表面は黄褐色でツヤがあり、球、首の締まりは良好です。
形は甲高球になり、大きさもあるのでボリューミーな見た目をしています。
■トップゴールド430の栽培のコツ
・早まき、大苗の植え付けは避ける
生育旺盛な品種のため、早まき、早まきによる大苗の植え付けは避けます。
中間地、暖地ともに9月中旬~下旬までに種まきをする基本の作型に沿って行います。
種まき、植え付けは適期に行うことが大事です。
・追肥は2回~3回、遅れないようにする
追肥は基準通りに行います。
生育状況によって2回~3回行います。
追肥は遅れないように注意します。
追肥が遅れてしまうと品質が落ちたり、思うように育たなくなります。
特に3回目の追肥は遅れないように早めに与えます。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期