ハッピー501

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ハッピー501

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ハッピー501

 

 

ハッピーは中期の貯蔵が可能な早生品種で、
株式会社渡辺採取場から販売されていて、松島交配と書かれています。

 

食味が良く、生食、加熱調理などに向いています。

ハッピー501の特徴や栽培のコツをご紹介します。

 

 

[ハッピー501]松島交配

 

 

■ハッピー501の特徴

 

・秋まき用の早生種
梅雨前に収穫でき、早くて5月、遅くとも6月には収穫ができます。
梅雨より前に収穫できることで、病害や腐敗を防でます。
種まきは9月頃で、秋に種をまく作型です。

 

・早どりが可能
5月~6月頃の収穫になりますが、倒伏直後に収穫できるため、
早どり収穫をすることができます。

 

早どりと言っても、葉タマネギではなく、倒伏直後の収穫です。
大きさは300g程度になり、比較的大きくなります。

 

・暖地、中間地、一部の冷涼地で栽培できる
一般的な秋まき栽培専用品種なので、暖地、中間地で育てられます。
冷え込まない、雪が積もらないような一部に冷涼地でも栽培可能です。

 

・中期の貯蔵ができる
早生品種なので、長期の貯蔵は不可能ですが、
よく乾燥させることで、中期の貯蔵が可能です。
早生品種ならではの食味を少し長く味わうことができます。

 

 

 

 

■ハッピー501の栽培のコツ

 

・トウ立ち回避に適期の種まきを
早まき、早植えや、大苗を植えるとトウ立ちの原因になります。
極端な早まきはせず、冷涼地で8月末~9月頭、
中間地、暖地で9月中旬~9月下旬が種まきの適期です。

 

・多肥、遅い追肥は腐敗の原因
元肥の肥料が多いと、過肥大のほか、腐敗しやすくなります。
また、3月上旬以降に追肥をしても、腐敗の原因になるので、
3回目の追肥は遅くとも、2月下旬~3月上旬に終わらせます。

 

・収穫後は早めに乾燥させる
収穫は暖地、中間地で5月中、冷涼地で6月になります。
倒伏後、収穫をしますが、倒伏直後の収穫もできます。

収穫後は早めに乾燥させ、少しでも貯蔵ができるよう、
吊り貯蔵をすると長持ちします。
中晩生、晩生品種よりは長持ちしないので、注意します。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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