ハリマ王玉葱

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ハリマ王玉葱

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ハリマ王玉葱

 

 

ハリマ王玉葱は小林種苗株式会社の超極早生タマネギの品種で、
日長12時間程度で肥大、生長する品種です。

ハリマ王玉葱の特徴や栽培のコツをご紹介します。

 

 

[ハリマ王玉葱]小林交配

 

 

■ハリマ王玉葱の特徴

 

・暖地と中間地で育てられる超極早生種
熟期は超極早生で、3月下旬から収穫が可能です。
栽培適地は暖地、中間地で、どちらも9月に種まきをする作型です。
冷涼地には不向きな品種です。

 

・日長12時間半前後が必要
タマネギの肥大や生長には、短日、中日、長日が関わっており、
品種系統によって違います。

 

ハリマ王玉葱は長日系の品種なので、長い間太陽に当たると生長や肥大が良くなります。
少しでも影になると、肥大が悪くなるので、日照時間を確保できる場所が必須です。

 

・少し難易度が高い品種
タマネギの中でも日長12時間半程度必要な品種なので、
昼間の間、太陽が昇っている間にずっと陽が当たる場所が必要です。
タマネギを栽培しているプロでも栽培が難しいとされています。

 

プランターや鉢栽培も難しく、地植え栽培(露地栽培)だったり、
マルチを使っての栽培に向いている品種です。

 

 

■ハリマ王玉葱の栽培のコツ

 

・苗床の段階から場所の選定をする
種から育てる場合、苗床の場所を考えておきます。
苗床に適した場所は、建物の影にならない場所で、一日中陽が当たる場所を選びます。
土は排水性を良くした土作りが必要です。

 

・苗作りも慎重に行う
種まきは9月15日前後とし、天候や気温によって多少前後させます。
9月中旬頃でも気温が高く、乾燥しやすいので、

種まきをして2週間程度は水を切らさないようにします。

育苗後半に肥料切れや水切れを1日でも起こしてしまうと、

植え付け後の生育が悪くなるので注意します。

 

・栽培は地植え栽培かマルチ栽培
地植え栽培でも栽培が可能ですが、マルチを使って栽培することもできます。
マルチを使うと雑草抑制や、保水性が良くなります。

 

・乾燥に注意
育苗の段階でも乾燥に注意することが大事ですが、
冬場の1月~2月は特に乾燥しやすいので、1~2回程度水やりをすることで、
大きいタマネギになります。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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