ルーベ

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ルーベ

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ルーベ

 

 

ルーベはカネコ種苗から販売されている春まき用のタマネギです。
通常の秋まきだと、北海道などの冷涼地では栽培しにくいですが、
春まき栽培なら冷涼地でも育てることができます。
ルーベの特徴と育て方のコツをご紹介します。

 

 

[ルーベ]

 

 

■ルーベの特徴

 

・春まき用品種で8月収穫
ルーベは、冷涼地で8月中下旬から収穫できる春まき用中生品種です。
もともと、北海道向けの品種として開発された品種です。

 

通常の秋まき栽培だと、北海道などの冷涼地では育てにくい傾向がありますが、
春まき栽培なら冷涼地でも育てることができます。
収穫期直前の7月から8月の平均気温が25℃を超えない地域で育てるのが理想です。

 

2月下旬くらいの寒い時期に種まきをするので、ハウスを使って育苗することが
良いタマネギを育てるポイントになります。

 

植え付けは4月下旬から5月上旬が目安ですので、植え付けまで育てられる環境が必要です。

 

・病気に強く生育が旺盛
べと病や白斑葉枯病などの、葉にでる病気に対して強いです。
特に、乾腐病には強い耐病性を持っています。

 

その他、葉折れが少ないので作業しやすさも持っており、
トウ立ち、分球も少なく生育も旺盛で病気に強いことから育てやすい品種です。

 

・生食向け
食感はセンイが少なく、ジューシーです。
辛味が少ないので生食として食べることがオススメです。
もちろん、加熱しても美味しいタマネギです。

 

直売所に販売する用としても向いています。
出荷は年内まで可能です。

 

 

■ルーベの栽培のコツ

 

・育苗の時は暖かいところで
種まきは2月下旬から3月上旬が適期になります。
寒い時期の種まきになりますので、育苗ハウスなど加温できるものを使って苗を育てます。
育苗ハウスなどがない場合は、なるべく暖かいところにおいて育てれば大丈夫です。

 

・肥料は控えめに
生育が旺盛なので、多肥にならないよう、肥料は控えめにします。
肥料が多いと、病害の原因になります。

 

植え付けは4月下旬から5月上旬が適期です。
この頃のマルチの使用は保温目的より、地温を抑制する目的で使用します。
マルチは白黒マルチを使うことで、地温が抑制できます。

 

・収穫
収穫は7月下旬から8月中下旬になります。
この時期は梅雨など、天候の影響が受けやすいので注意してください。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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