旨玉グルメ
旨玉グルメ
旨玉グルメは国華園の品種で貯蔵性が良く、
貯蔵後でもみずみずしく、甘みがあるので生でも食べられます。
旨玉グルメの特徴や栽培のコツをご紹介します。
[旨玉グルメ]国華園
■旨玉グルメの特徴
・長く貯蔵できる晩生品種
9月から栽培し、5月下旬頃に収穫する晩生品種です。
貯蔵性がとても良く、翌年の3月まで貯蔵が可能です。
貯蔵を目的とする場合、かたくしまった球に仕上げ、
過肥大しないように栽培し、よく乾燥させると長期間貯蔵できます。
・耐病性があり作りやすい
各種病害に耐病性を持っていて、
トウ立ち、分球の心配が少ないので作りやすいです。
・長期貯蔵でも甘い
晩生品種など、貯蔵が良いタマネギはどちらかというと辛みが強く、
水分も少ないのが特徴です。
さらに旨玉グルメは水分が多く、甘みがあり、
長期の貯蔵をしてもみずみずしく、甘いタマネギを食べることができ、
生でも食べやすいです。
・炒めるとコクが出る
生だけではなく、加熱し、炒めることによってコクが出ます。
あめ色まで炒め、料理に使うと深い味わいです。
カレーやシチュー、ハンバーグにも美味しいです
■旨玉グルメの栽培のコツ
・晩生品種の栽培に沿って行う
中間地、暖地規準で9月中旬に種まき、10月中旬までに種まきをします。
植え付けは種まきから50日~60日で、理想は55日後です。
基本はどの熟期も同じなので。同じように行います。
・追肥は2回~3回
なるべく年内に葉数を揃えるため、元肥は基準通りに与えます。
追肥は2回~3回が目安で、
1回目の追肥は植え付けて2週間後で、2回目は年内、
3回目は越冬後2月頃~3月上旬までに与えます。
・過肥大に気をつける
肥料を与えすぎると、過肥大し、
貯蔵性が悪くなることがあります。
特に貯蔵を目的とする場合、しまった肉質に仕上げる必要があります。
また、4月以降肥料を与えてしまうと、過肥大しやすくなります。
・収穫後、よく乾燥させる
収穫後は雨や太陽が当たらない涼しい場所で乾燥させます。
5月下旬から収穫を開始し、遅くても6月上中旬に収穫できます。
貯蔵をすると翌年の3月まで貯蔵が可能です。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期