F1寒熟たまねぎ

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F1寒熟たまねぎ

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F1寒熟たまねぎ

 

 

F1寒熟たまねぎは国華園の品種で、
大玉のタマネギで、マルチで栽培すると最大500gの大玉になり、
貯蔵することで甘みが増すタマネギです。

 

F1寒熟たまねぎの特徴や栽培のコツをご紹介します。

 

 

[F1寒熟たまねぎ]国華園

 

 

■F1寒熟たまねぎの特徴

 

・5月下旬収穫の中晩生品種
中間地、暖地で9月から栽培し、5月下旬に収穫できる中晩生品種です。
長期の貯蔵に向いていて、数あるタマネギ品種の中でも、

甘みを増すという特徴を持っています。

 

・大玉になる
大きさは350gに揃い、マルチ栽培をすると、500gの超大玉になることもあります。
大玉になる品種なので、肥料を与えすぎるとより大きくなります。
貯蔵を目的とする場合は、300g~350gくらいにします。

 

・貯蔵性が良く、3月まで貯蔵可能
収穫するまでにしまった球に仕上げ、
5月下旬の収穫後、涼しい場所でよく乾燥させると、
翌年の3月まで貯蔵が可能です。

 

・貯蔵で甘みが増す
中晩生品種や晩生品種などは、水分が少なく、辛みが強い傾向があります。
F1寒熟たまねぎは貯蔵することで甘みが増し、
貯蔵後でも甘く、最大糖度が10度になるタマネギです。

 

 

■F1寒熟たまねぎの栽培のコツ

 

・種まきは9月から
一般的なタマネギと同様に行うのが基本です。
種まきは9月中旬が適期で乾燥させないよう水やりをし、
発芽適温の15度~25度を保ち、発芽させます。
種まきから55日後が植え付け時期です。

 

・止め肥は3月
追肥は2~3回行い、3回目の追肥は2月~3月上中旬までに行います。
元々大きくなる品種ではありますが、遅くに与えてしまうと、過肥大したり、
大きくなりすぎることで病害、腐敗の原因になります。
貯蔵性をよくするためには、あまり大きくさせないことがポイントです。

 

・収穫は5月下旬から
暖地で早いと5月下旬から収穫できます。
中間地では6月に入ってから収穫になります。
収穫後はよく乾燥させ、涼しい場所で保管すると翌年まで貯蔵が可能です。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 品種

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