F1メガオニオン
F1メガオニオン
F1メガオニオンは600g以上になる超大玉のタマネギ品種で、
国華園から販売されている品種です。
F1メガオニオンの特徴や栽培のコツをご紹介します。
[F1メガオニオン]国華園
■F1メガオニオンの特徴
・熟期は中生種
早ければ5月中旬から収穫でき、
熟期は中生で、早生と晩生の間の熟期になります。
栽培によっては、中早生くらいの期間で収穫ができます。
貯蔵性は中程度で、収穫後5ヶ月は貯蔵が可能です。
・べと病に強い
タマネギの病害として挙げられるのはべと病で、
べと病に感染してしまうと、タマネギの全身に感染することがあります。
放置しておくと翌年、同じ場所でタマネギを育てるとまた感染してしまうので、
感染株を発見したら畑の外に出し、処分する必要があります。
また、2月頃感染するタイプと、春や秋に感染するタイプがあります。
F1メガオニオンはべと病に強い耐病性を持っているので、発生確率は少ないです。
・600gの超大玉のタマネギ
名前の通り、「メガ」、超大玉になります。
マルチ栽培で、最大600g、マルチ以外でも大玉になる確率が高いです。
揃いも良く、安定して大きいタマネギが収穫できます。
超大玉のタマネギを見てみたい方は育ててみてください。
・食感はジューシ
超大玉でありながら水分を多く含み、
食感はとてもジューシーです。
食味も良く、揚げ物や煮込み料理に最適です。
■F1メガオニオンの栽培のコツ
・種まきは9月中旬~10月中旬まで
種まきは暖地で遅くとも10月中旬まで、
中間地で9月中旬頃に行います。
極端な早まきを避け、良い苗を植え付けます。
・地植え栽培はマルチ栽培がオススメ
地植え栽培(露地)は、マルチを使って栽培すると、
大きなタマネギが収穫しやすくなります。
どこまで大きくなるのか試したい場合、マルチ栽培をオススメします。
・止め肥に注意
大玉になる品種で、肥大性が良いので、
追肥が3月中下旬以降になってしまうとますます太り、
病害の原因になるほか、腐敗しやすくなるので、3月上旬を止め肥とします。
・収穫は5月中旬から
暖地、中間地ともに早ければ5月中旬~6月までに収穫ができます。
収穫後、貯蔵をすると半年程度貯蔵ができます。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期