早生いちばん玉葱
早生いちばん玉葱は超極早生品種でありながら、
7月末まで貯蔵が出来る白タマネギで、
地植え栽培の他、プランターなどの容器栽培でも育てやすいです。
病害に強いのも育てやすくて安心です。
柔らかい肉質で甘みがあり、辛みが少ないので風味、食味にも優れます。
早生いちばん玉葱の特徴や育て方をご紹介します。
[早生いちばん玉葱]国華園
■早生いちばん玉葱の特徴
・暖地で3月中旬収穫の超極早生品種
9月中下旬頃に種まきをして、翌年の3月中旬から収穫出来る品種で、
栽培適地は暖地です。
中間地ではやや難易度が高くなりますが、育てることはできます。
冷涼地はタマネギが耐えられないほどに冷え込むので、栽培は不向きです。
病害に強く育てやすく、地植え栽培はもちろん、
プランターなど、容器を使って栽培する方法でも十分に育てられます。
・7月頃まで貯蔵ができる
超極早生品種の中では貯蔵がきき、
3月中旬~4月頃収穫、貯蔵して7月頃まで収穫ができます。
貯蔵性が高い品種なので長く新タマネギを楽しむことができ、
中晩生品種や中生品種と組み合わせて栽培すると、
丁度、早生いちばん玉葱が終わった頃に収穫出来ます。
・風味が良く、辛みが少ない
タマネギ特有の風味が良く、ツンとした辛みは少なめで、
甘みが強く、鱗片が柔らかく、食感食味にも優れます。
甘みと柔らかい肉質を生かしてサラダに、
加熱すると更に甘くなり、肉質もとろけるような食感になります。
■早生いちばん玉葱の栽培のコツ
・中間地、暖地で9月中旬~9月末に種まきをする
中間地、暖地ともに9月中旬~9月末までに種まきをします。
地域によって異なるので、地域に合った時期に行います。
早まき、遅まきは注意で、早すぎると苗が大苗に、
遅すぎると越冬までに葉数が揃わないので、
種まきと植え付けは適期に行うようにします。
・貯蔵をする場合はよく乾燥させる
貯蔵できる品種なので、貯蔵をする場合、大玉にしすぎないようにします。
貯蔵方法は中生や中晩生品種同様によく乾燥させて貯蔵します。
水分が多いので、腐敗には注意です。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期