早生丸秀玉E型
早生丸秀玉E型
早生丸秀玉E型は早ければ3月下旬から収穫できる極早生品種です。
早生丸秀玉より1週間ほど早く収穫できるタマネギで、
みかど協和株式会社から販売されている品種です。
早生丸秀玉E型の特徴や栽培のコツをご紹介します。
[早生丸秀玉E型]みかど協和株式会社
■早生丸秀玉E型の特徴
・中間地、暖地向けの極早生種
熟期は超極早生~極早生で、早くから収穫できる品種で、
早生丸秀玉E型は暖地や中間地で栽培できます。
早ければ3月下旬から収穫でき、4月上旬頃から安定して収穫できます。
冷涼地では育てにくいので栽培には不向きです。
・早生丸秀玉より早く収穫できる
同じみかど協和株式会社から販売されている、
早生丸秀玉と似た性質を持っています。
早生丸秀玉が4月に入ってからの収穫に比べ、
こちらは1週間ほど早く収穫できます。
・大きいと300gになり多収
極早生品種の中では大きく、250g~300gの大玉になります。
大玉になるので収量が上がり、多収品種です。
形はやや甲高~やや扁平の球形になります。
・草丈はやや小さい
草丈は他の極早生品種よりかもやや低いです。
葉が伸びないと思うかもしれませんが、早生丸秀玉E型の特徴の一つです。
■早生丸秀玉E型の栽培のコツ
・育苗の際、大苗は植え付けない
苗の入手が難しいので種から育てることになります。
どの品種にも言えることですが、大苗は植え付けないようにします。
特に、分球しやすくなるので気をつけてください。
そのため、大苗にならないように栽培管理することが大事です。
また、育苗期間中は乾燥に気をつけます。
・早植えを避ける
早く収穫したいと思い、早く植えてしまうと辛みが出る場合があり、
サラダなど生食に適さないことや、
トウ立ちの原因にもなるので早植えを避けます。
中間地で10月下旬~末、暖地で11月上中旬には植え付けます。
・葉が倒伏してから収穫する
収穫時期は早くて3月下旬からですが、葉が倒伏する前には収穫しません。
4月上旬から収穫できることもあるので、葉が倒伏してから収穫します。
タマネギをよく観察して収穫時期を見極めます。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期