玉蔵
玉蔵 C)国華園
玉蔵は中晩生の貯蔵性に優れた黄タマネギ品種で、
1玉が330g前後の大玉になり、多収です。
中晩生品種なので、栽培しやすく、貯蔵性も良いです。
玉蔵の特徴や育て方をご紹介します。
[玉蔵]
■玉蔵の特徴
・中晩生の黄タマネギ品種
秋まき栽培に適している品種で、
9月に種を撒いて、早くて5月中旬、
5月下旬~6月上旬には収穫ができる中晩生品種です。
栽培は暖地から冷涼地まで適していて、
各地域に合った種まきをすれば、失敗が少ないです。
黄タマネギの一つで、褐色をしていて、形が良く、
ツヤのある見た目で、見栄えが良いです。
・330g前後の大きさになる
肥大性が良く、330g前後の大きさになります。
多収で育てやすく、腐敗は少ないです。
肥大性が良いので栽培によっては過肥大してしまうこともあります。
過肥大させないように注意すし、適期に収穫をします。
・12月下旬まで貯蔵ができる
5月下旬~6月上旬、6月中旬までには収穫でき、
貯蔵性が良いので、約半年後の12月下旬まで貯蔵が出来ます。
長く貯蔵したい場合、肥大させすぎないことが大事なので、
玉蔵の平均的な大きさの330gまで肥大させなくとも良いです。
■玉蔵の栽培のコツ
・種まきは適期に行う
タマネギ栽培で種まきは重要なので、早すぎず、遅すぎない時期に行います。
冷涼地で9月上旬~9月中旬、中間地で9月中旬頃、
暖地で9月中旬~9月下旬が目安です。
育苗は種まきから約55日で、植え付けを行いますが、
育苗期間は栽培や地域によって前後します。
・追肥は3回
栽培期間が長いので、肥料切れにならないように追肥は3回行います。
越冬前に大きくさせすぎないように追肥は控え、
越冬後、1月から追肥をします。
3月頃に行う3回目の追肥は3月上旬までに行います。
・貯蔵を目的とする場合肥大させすぎないようにする
貯蔵性を高めるため、無理に大きくしないようにします。
収穫が遅いと腐敗しやすく、品質も下がるので、収穫は適期に行います。
大体、5月下旬~6月中旬頃、倒伏してから収穫します。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期