Rouge de Florence
Rouge de Florence C)ナチュラル・ハーベスト
Rouge de Florenceは細長い形をしている赤タマネギ品種で、
香りが良く、柔らかく、シャキシャキとした食感を持っています。
海外の品種なので入手方法は限られますが、固定種なので種を採ることもできます。
Rouge de Florenceの特徴や育て方をご紹介します。
[Rouge de Florence]
■Rouge de Florenceの特徴
・日本では珍しい縦長の小さいタマネギ
一般的なタマネギと違って、小ぶりです。
ペコロスとはまた違い、縦長の形が特徴的です。
日本では見かけることの少ないタマネギで、海外の品種です。
小ぶりで縦長の形をしているので、密植栽培や、
プランターなどの容器栽培でも育てることが出来ます。
・春まき栽培、秋まき栽培のどちらでも育てられる
基本的な秋まき栽培の他、春まき栽培でも育てることができます。
春まき栽培は北海道や冷涼地で行うと育てやすいです。
秋まき栽培で9月~10月の種まき、春まき栽培で3月~4月に種まきをするのが良いです。
春まき栽培の中では種まきが遅く、暖かくなってからの栽培になります。
・紅色に染まり、内部までよく発色する
表皮は紅色で、栽培によっては鮮紅色になったり、濃紅色になります。
発色はよく、赤みが美しいです。
内部まで綺麗に発色します。
・風味が良く、食味も良い
香りなどの風味は良好です。
肉質は柔らかく、シャキシャキとしていて食感も優れます。
赤タマネギなので、サラダなどの生食や、付け合わせに最適です。
■Rouge de Florenceの栽培のコツ
・春まきで3月~4月、秋まきで9月~10月の種まきが適期
春まき、秋まき栽培に適しています。
春まき栽培では、一般的な春まき栽培の中では遅い時期に種まきをします。
暖かくなってきた3月~4月頃に行います。
気候によっては、被覆資材を被せて保温できるようにすると発芽しやすいです。
秋まき栽培は中間地で9月中旬、暖地で9月中下旬が適期です。
・固定種の種の採取
種を採る場合、トウ立ちさせて花を咲かせる必要があります。
株のいくつかを種採り用にしておきます。
花が咲いて、枯れてくると黒い種が出来ます。
その黒い種を採取して、種まきをすると同じように収穫できます。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期