タマネギとカボチャのポタージュ
タマネギとカボチャのポタージュ、優しい甘さにほっとします
■タマネギとカボチャのポタージュ
日本でポタージュといえば、野菜を柔らかく煮た後、ミキサーなどでペースト状にして、
それを牛乳などでのばした汁物料理というイメージがあります。
ポタージュという言葉は、実はフランス語でスープという意味があります。
つまり、ポタージュという言葉そのものが、スープ全体を指すのです。
日本では長い年月の間に、
本来のポタージュ=スープ全般という意味だけではなくなったのでしょう。
ポタージュはとても手間のかかる料理のように見えますが、意外と簡単です。
少し時間はかかりますが、炒めて煮た後にミキサーで潰して牛乳で伸ばすだけです。
行程も多いように感じますが、1つ1つクリアしていけば難しいことはありません。
今回は、タマネギとたっぷりと入れたカボチャのポタージュです。
炒めたタマネギとカボチャの優しい甘さが際立ち、
口当たりも良いのでいくらでも食べられそうです。
●材料
タマネギ……1個
カボチャ……350g~400g
水……300cc
固形コンソメ……1個
無塩バター……20g~30g
塩……少々
牛乳……300cc
塩コショウ……適量
●作り方
1.タマネギは皮を剥き、不要な部分を切ってから薄切りにします。
カボチャは種とワタをスプーンなどでくりぬき、適当なサイズに切って皮を剥きます。
2.鍋にバターを入れ、強めの弱火にかけます。
バターが半分くらい溶けたらタマネギを加え、バターを絡めるように混ぜます。
バターが完全に溶けたら、塩少々を加えて混ぜながら炒めます。
3.タマネギが全体的にしんなりして柔らかくなったら、カボチャを加えて混ぜます。
そこに水と固形コンソメを加え、全体を軽くならしたらフタをします。
煮汁が沸騰したら、ふつふつとした状態が保てる程度の火加減にして、
フタをしたままカボチャが柔らかくなるまで煮込みます。
カボチャが箸で崩れるくらい柔らかくなったら、火を止めます。
火傷に注意してミキサーなどでペースト状にします。
カボチャがなめらかになったら鍋に戻し、牛乳を加えてよく混ぜます。
弱めの中火にかけ、焦げ付かないように混ぜながら温めます。
沸騰直前まで温めたら味見をし、塩コショウで調えたら器に盛り付けて出来上がりです。
●ポイント
レシピのバターは無塩を使っていますが、有塩バターでも作れます。
その場合は、塩の量を加減してください。
塩を加えてタマネギを炒めることで、火の通りが早くなります。
ペーストにする時、ミキサーが耐熱でない場合は一度粗熱をとってから、
ミキサーにかけてください。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期