タマネギ 苗の植え方
タマネギの苗を植える時に丁寧に植え付けると、
その後の生長がとても良くなります
いくつかのポイントに気を付けるだけで、枯れてしまったり、
生長が遅くてタマネギが小さくなることを予防できます。
タマネギの苗の植え方で、特にポイントとなることを、
分かりやすくご紹介します。
■タマネギ 苗の植え方
1.畑の用意
苗を植える前に畑の準備をしておきます。
タマネギの栽培では用土や肥料も大切です。
畑は苗を植え付ける2週間前から準備を始めます。
1㎡あたり苦土石灰を150g、堆肥を2~3㎏、化成肥料を100~120g施します。
畝は90~120cm幅にし、2条仕立てにします。
ホームセンターやインターネットで、
タマネギ用マルチが売っているので、利用するとよいでしょう。
植え付ける時に楽になり、地熱が高くなるので大きなタマネギに育ちます。
何より、雑草の管理がとても楽になります。
2.苗の選別
タマネギの苗は大きさがとても大切です。
根の先端の丸くなっている部分の直径が鉛筆くらいの大きさのもので、
長さが15~20㎝くらいの苗を選びます。
苗の選別作業は少し面倒に感じるかもしれませんが、
今後の生長を大きく左右する大切な作業です。
小さな苗や細い苗は冬になると枯れてしまう可能性があります。
太い苗は春になるととう立ちし、
食べられないタマネギになってしまうことがあるのです。
3.植穴の大きさ
苗の選別が終わったら、苗の植え穴をあけていきます。
マルチの穴の中央に、棒などで深さ2~3㎝くらいの穴をあけていきます。
タマネギの苗の植穴は深すぎると生長点を土に埋めてしまい、
浅すぎると苗が倒れてしまいますので慎重にあけます。
苗の植え付け方
4.植え付け方
畝に植え穴をあけたら、タマネギの苗を植え穴に1本ずつ置いていきます。
植え付け作業は丁寧に行います。
タマネギの苗は先端が少し丸くなっています。
この丸くなっている部分が地面の中に隠れるように植えていきます。
苗の白い部分が少し見えるくらいが良いでしょう。
植え付けた後は、マルチの穴からはみ出るくらい土を盛っておきます
土を盛ることで根がつきやすくなります。
同時に、マルチを抑える効果が期待でき、
強風でマルチがばたつくのを防ぐことができます。
地植え マルチをしたほうが、タマネギが良く育ちます
プランター植え 標準タイプで12株が目安です
5.マルチングの方法
植え付けが後は、もみ殻をかぶせてマルチングをしていきます。
マルチングをすることで地熱が上がり、大きなタマネギが育ちます。
■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期