タマネギ 栽培

タマネギ栽培.com

セット栽培の品種選び

読了までの目安時間:約 6分

 

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初秋にセット球が販売されます

 

 

タマネギのセット栽培というものがあります。
一般的なタマネギ栽培は、晩秋に苗を定植し、収穫は翌年の初夏になります。

 

タマネギのセット栽培は、一般的なタマネギの栽培方法とは、
植え付け時期や収穫時期が異なり、管理法も少し変わります。

 

セット栽培に適した品種は、どのようなものがあるのでしょうか。

 

 

[セット栽培の品種選び]

 

 

■セット栽培とは?

 

タマネギのセット栽培とは、3月頃に種を播いて、
球が肥大して小さなタマネギ状になるまで育てます。

 

夏の間、タマネギは肥大しないので、
小さなタマネギの状態で掘り上げ、日陰で休ませます。

 

夏の終わり頃、植え付けを行って育てることで、
年内にタマネギを収穫することができるというものです。

 

タマネギは普通に育てれば、早くても春まで収穫はできません。
それを小さなタマネギの状態までせんに前もって育てておくことで、
普通に育てるよりも早く収穫できるようにしているのです。 

 

小さなタマネギの状態になったものは、
オニオンセットホームタマネギという名前で、植え付け適期に店頭に並びます。

 

すでに小さなタマネギになった状態なので、植え付けから収穫までの期間が短く、
スペースの限られた庭で家庭菜園を楽しむ人にとっては、嬉しい栽培法です。

 

初心者でも育てられますが、必ず適期内に植え付けるなどのコツが必要なので、
最初はうまく育たず、年内に収穫できないことも多々あります。

 

けれど、本来であれば春以降にしか楽しむことのできない新タマネギを、
冬の間に楽しめるため、チャレンジしてみる価値はあります。

 

 

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シャルム

 

 

■セット栽培の品種選び

 

セット栽培をする場合、セット球を購入して植え付けるか、
自分で種からセット球を作り、それを植え付けるかになります。

 

購入する場合は、適期のうちにホームセンターなどで購入し、植え付けを行います。

 

問題は、自分でセット球を育てる時です。
タマネギには意外とたくさんの品種があり、
どれでもセット栽培にできるかというと、実はそうではありません。

 

セット栽培に向いている品種を選ばないと、
休眠までに球状にならなかったり、保存中に傷むことがあります。

 

セット栽培に適した品種に「シャルム」というものがあります。
タマネギ栽培の資料にも、セット栽培に向いていると書かれていることが多いです。

 

事実、シャルムの紹介文には、セット栽培専用の品種と書かれています。
もちろん、シャルムを使ってセット栽培することは可能です。

 

ただ、注意しておく点があります。

 

・セット球の選別
3月に種を播いて育てたセット球は、5月頃に掘り上げて貯蔵に回します。
この時、シャルムは極早生品種のため、育て方に問題がなければ、
たいていは球が肥大しています。

 

一見すると、セット球として十分使えるものばかりが育ったように見えます。
ところが、夏の終わりに実際に植え付けをして育ててみると、
意外と欠株が出たり、青立ちになる株が多かったりすることがあります。

 

タマネギを苗から育てる場合も、苗の選別をして、植え付けに適したものを使います。
それと同じように、セット球も選別し、揃いの良い状態で植え付けるようにします。

 

セット球はどれも同じように見えますが、よく見てみると、大きさに大小があります。
栽培に適しているサイズは、直径が2.5cm~3cmのものです。

 

それよりも小さかったり、大きかったりするものは除けておきます。

 

 

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タマネギセット球は手軽に栽培できます

 

 

■シャルム以外の品種

 

シャルムはセット栽培に特化した品種ですが、
もちろんシャルム以外の品種もセット栽培で育てることができます。

 

球が早くできて、大きさが揃いやすい極早生や早生の品種がお勧めです。
スーパーアップ」「冬スターF」「冬スターH」「トップゴールド320」などが、
セット栽培が可能な品種です。

 

これらの品種の場合、3月に種を播いて5月に掘り上げを行った後、
夏を越す間に使えない球は自然と傷んで使えなくなることが多いようです。

 

そのため、シャルムのような選別がほとんど必要なく、手間が省けます。

 

■参考
・セットタマネギの栽培
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ苗 残ったら?

読了までの目安時間:約 6分

 

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タマネギ栽培用に、ホームセンターなどで苗を購入すると、
50本や100本単位で売られていることが多いです

 

 

100本の苗が束になっていても、植え付け前に選別してみると、
100本すべてが定植できるサイズというわけではありません。

 

中には太く育ちすぎていたり、細くてまだ弱々しい苗が含まれることもあります。
それでも、定植に適したサイズのものがほとんどで、はじかれる苗は少量です。

 

広い敷地があれば、100本の苗であっても使い切ることができるでしょう。
けれど、さほど広くない庭での栽培や、ベランダでの容器栽培では、
50本でも使い切るのは大変です。

 

ともすると、購入した苗の半分以上の苗が無駄になることがあります。
誰かと共同で購入することができれば良いのですが、そうも行かないことが多いです。

 

この定植できずに残ったタマネギ苗には、良い使い道があります!

 

 

[タマネギ苗 残ったら?]

 

 

■予備の苗として保存

 

タマネギは植え付けた苗がすべて根付くわけではありません。
風で倒れてしまったり、もともと弱くて途中で枯れてしまう株があります。

 

欠株が出た場合、予備の苗がない時や気にならないのであれば、
そのまま放っておいても構いません。

 

けれど、少ない株数の栽培であれば、
1つでも欠株が出ると、収穫量が確実に減るのですから、ちょっと問題です。

 

そんな時のために、予備の苗として余った苗を置いておくことができます。
苗を定植した後、欠株が出た時用に、余った苗を束で土に埋めておきます。

 

埋めておく深さは適当で構いませんが、定植した苗と同じくらいが目安です。
根が地上に出てしまわないよう、土をしっかりとかぶせておきましょう。
欠株が出たら、予備の苗を掘り起こして定植します。

 

購入した苗の数が多く、余った苗の数も20本を超える場合は、
予備として保存しておく苗と、その他のことに使う苗とに分けても良いでしょう。

 

10本~20本しか定植できない場合や、
初心者の方などは、定植した苗と同じだけの数の予備苗を持っておくと安心です。
>>タマネギ苗の保存方法

 

 

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ミニタマネギや葉タマネギを栽培できます

 

 

■小さなタマネギを栽培

 

タマネギを育てる時、一般的な株間は15cm~20cmです。
これくらいの株間があれば、球が大きくなっても狭いことはありません。

 

タマネギは株間によって、小さく育つことのをご存知ですか。
タマネギ苗の株間を広くとれば、その分だけ大きく育ちます。
反対に株間を狭くして育てると、小さなタマネギが収穫できるわけです。

 

余ったタマネギの苗を使って、小さなタマネギを栽培してみましょう。
育て方は普通のタマネギを育てる時とほぼ同じです。

 

植え付ける時、株間を広くとらずに、10cmくらいで植え付けていきます。
株間が狭いので、同じスペースでもたくさんの苗を植え付けることができます。

 

また、プランターや鉢などの容器栽培でも、
株間を狭くすることで、植え付けられる株数を増やすことができます。

 

球が大きく育たない分、広い生育スペースが必要なくなりなります。
球を大きく育てる分のタマネギは地植えにして、
小さく育てる方を容器栽培に回しても良いでしょう。

 

使い切りサイズの小ぶりなタマネギだけ収穫できれば良いということであれば、
最初から株間を狭めにして植え付けるという方法もあります。

 

株間を狭くして植え付けるため、
たくさんの苗を植え付けることができ、余る苗を減らすことができます。

 

最初から密植しておいて、2月~3月に間引きがてら葉タマネギを収穫し、
残ったタマネギを大きく育てるという方法もあります。 

 

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ミニタマネギ、料理しやすいです

 

 

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甘くてとろけます

 

 

■苗を食べる

 

余った苗の状態が、青々として無農薬であれば、
タマネギの苗を食べてしまうこともできます。

 

ニラや葉ネギのような調理方法で問題ありません。
さっと茹でておひたしにしてもおいしいですし、
刻んで卵焼きに入れてもアクセントになっておいしくいただけます。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ 無機肥料

読了までの目安時間:約 5分

 

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タマネギを育てる時、どの肥料を与えたら良いか迷いますね

 

 

ホームセンターの園芸コーナーやネットなどを覗いてみると、
色々なメーカーが様々な種類の肥料を販売しているのが分かります。

 

無機肥料(化学肥料)や有機肥料など多種多様な肥料の中から、
タマネギ栽培に適した肥料を選ぶにはどうすれば良いのでしょうか。

 

 

[タマネギ 無機肥料]

 

 

■無機肥料と有機肥料

 

肥料には米ぬかや油カスなどの有機質からできた有機肥料と、
化学成分で作られた無機肥料(化学肥料)があります。

 

どちらも肥料には違いありませんが、それぞれに特徴があります。

 

有機肥料は微生物などが分解して肥料効果が出るため、効き目がゆっくりです。
無機肥料の場合は、化学成分で作られ、水分に触れると肥料成分が溶け出ます。

 

どちらの方が絶対に良いということはありませんが、
初心者の方は無機肥料の方が扱いやすいことが多いです。

 

有機肥料は土中の微生物の働きによって肥料効果が出るため、
微生物の有無や働きやすい環境が必要となります。

 

タマネギは苗を植え付ける時期がすでに寒いため、
元肥として加える場合、寒さによって微生物の働きが悪くなり、
肥料効果が出にくい場合があります。

 

それに比べると、無機肥料は水分に成分が溶けて土に広がるため、
無機肥料の効果は、気温の変化によって左右されることはありません。
無機肥料は水分量によって、肥料効果が左右されやすいです。

 

タマネギ栽培では、追肥のタイミングはいずれも涼しいうちか寒い頃です。
土が乾燥しやすい時期には追肥しないので、
乾燥によって肥料の効果が悪くなる可能性は低いです。

 

 

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化成肥料8-8-8 C)ガーデニングどっとコム

 

 

■タマネギに合う無機肥料

 

タマネギが生長するために必要な成分は、
窒素・リン酸・カリのうちどれでしょうか?
答えは、窒素・リン酸・カリ、いずれも必要なんですね。

 

タマネギは養分のほとんどを地上部の葉と地下の根に集中させます。
地上部では葉が目立ちますが、窒素ばかり与えるのは良くありません。
葉はよく茂っても、肝心の球が肥らなかったり病害虫に弱くなります。

 

無機肥料の場合、化学成分によって配合された肥料のため、
肥料の種類により、窒素のみ、リン酸のみ、カリのみの肥料が存在します。

 

けれど、タマネギを健全に育て球を肥大させるためには、
窒素・リン酸・カリのどれが欠けてもいけません。

 

タマネギ栽培のための肥料を選ぶ時は、
窒素・リン酸・カリが8:8:8のような、3要素が同等の肥料が良いです。

 

プロの農家のように、毎年同じ作物ばかりを何年も育てている場合は、
土中の肥料成分のバランスが悪くなっている場合があります。

 

けれど輪作することが多い庭栽培や、
常に新しい用土で栽培するプランターなどの容器栽培が中心であれば、
肥料成分が乱れにくくなります。

 

規定通りに与えても肥料が効きすぎる、または何か生理障害などが発生する場合は、
土壌分析キットを購入して調べるか、専門機関に依頼して調べることもできます。

 

 

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レバートルフ 玉ねぎ・ねぎ 発酵有機肥料 6kg C)ガーデニングどっとコム

 

 

■迷った時は

 

タマネギに良い肥料が何なのか、やっぱり迷ってしまう時は、
タマネギ専用の肥料を買ってみるのが一番簡単で迷いがありません。

 

中には、有機肥料と無機肥料を混ぜたものもあります。

 

無機肥料のみの肥料を選ぶか、有機肥料が混ざったものを選ぶかは、
まずは試してみて、タマネギの生育を観察し収穫してみるのが良いでしょう。 

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ 育て方 簡単

読了までの目安時間:約 8分

 

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タマネギを自分で育てることができたら、料理にも使えて嬉しいですね

 

 

でもタマネギ栽培は難しそう……。

 

手軽に、できるだけ簡単な方法でチャレンジしてみたいという方も多いはずです。
家庭菜園で育てられる野菜の中でも、タマネギは人気があります。

 

ただ、栽培期間が長いことと、できるだけ大きな球を収穫するには、工夫が必要です。
収穫できれば、球の肥りはあまり気にしないというくらいの目標であれば、
栽培自体はあまり難しいことはありません。

 

タマネギを家庭菜園で簡単に育てるためのポイントをご紹介します。

*青いリンクから、さらに詳しいページに移動します。

 

 

[タマネギ 育て方 簡単]

 

 

■品種選び

 

特別な品種を選ぶ必要はありませんが、
収穫できる時期や育てやすい地域を考えて選ぶのがお勧めです。

 

タマネギには極早生・早生・中生・晩生の品種があります。
極早生から晩生の順に、植え付け時期と収穫時期が遅くなっていきます。

 

また、タマネギには寒冷地向きの品種があるので、
寒冷地で栽培する時は、寒冷地向きを選びましょう。

>>タマネギ栽培 おすすめ品種

 

 

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苗を購入したら太さによって選り分けます

 

 

■苗の選別と植え付け時期

 

タマネギをできるだけ簡単に育てたいのであれば、苗からの栽培がお勧めです。
苗はホームセンターや園芸店などで、比較的簡単に手に入れることができます。

 

ネット通販でも販売されているので、信頼できるお店で予約するのも良いでしょう。

 

タマネギは植え付ける苗の大きさや、時期によって、
成功するかどうかが決まると言っても過言ではありません。

 

タマネギの苗は、大きければ良いというわけではありません。
基準となるのは7mmの太さです。

 

1cm以上の太さがある苗は、大きく育ちすぎてしまい、
春になるとトウ立ちしたり球割れしたりといった失敗の原因となります。

 

また、基準よりも細い苗は、冬までに大きくなることができずに、
冷害に合って枯れてしまう可能性が高くなります。

 

苗を植え付ける時期は、極早生~晩生の品種によって異なります。
植え付けが早すぎると、適正な苗を植え付けても、
大きく育ってしまってトウ立ちをする可能性が高くなります。

 

反対に植え付けが遅すぎると、適正な苗を植え付けても冷害にあいやすくなります。
育てたい品種の植え付け時期をチェックしておきましょう。

 

また、苗を植え付けるときは、割りばしなどで土に穴をあけ、
苗をまっすぐに植え付けると、活着、生長が良くなります。
>>タマネギ 苗の作り方
>>タマネギ 苗の植え方

 

 

■日当たり良く

 

タマネギは日当たりの良い場所を好みます。
日当たりの悪い場所では、それだけタマネギ栽培の難易度が高くなります。

 

土が少々痩せていても、日当たりの良い場所ではなんとか育つものです。
反対に土も万全で、必要な管理をきちんと行っていても、
日当たりの悪い場所で健全なタマネギを栽培するのは至難の業です。

 

地植えするスペースがあっても、そこの日当たりが悪いという場合は、
思い切って容器栽培に切り替え、日当たりの良い場所で栽培するのが良いでしょう。

 

 

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ホームタマネギは育てやすいです

>>ホームタマネギの栽培

 

 

■用土を適切に

 

タマネギは水はけの良い土を好みます。
といっても、砂のような極端に水はけの良い土では、
春以降の乾燥がひどくなるので避けるようにします。

 

市販されている野菜用の培養土であれば、
水はけも水もちもちょうど良いものが多いのでお勧めです。

 

プランターなどの容器栽培であれば、培養土を活用しない手はありません。
地植えで育てる場合は、まずは土を耕したりする必要があります。

 

その手間も省きたいのであれば、地植えにするスペースがあったとしても、
容器栽培に徹した方が用土作りや管理が楽です。
>>タマネギ栽培 用土

 

 

■霜に注意

 

タマネギは霜に当たっても、すぐに枯れるわけではありません。
ただ、霜がおりた時に、タマネギの根を霜が押し上げ根が地上に出ることがあります。

 

こうなると、根が傷んでしまうので、あらかじめ予防しておく必要があります。
株元に、もみ殻やワラを刻んだものなどを敷いて予防します。

 

 

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プランター栽培でもおいしいタマネギが収穫できます

>>タマネギ プランターの栽培

 

 

■水やりと肥料

 

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとが原則です。
地植えでも容器栽培でも同じです。

 

土が湿っているうちに水やりを続けていると、
根が過湿によって傷み、生育が悪くなったり、枯れることがあります。

 

反対に乾燥しすぎても根を傷めます。
特に年を越してから、球の肥大が始まると、
乾燥によって生育が悪くなることが増えます。

 

タマネギの様子を見るときに、土の状態もチェックしましょう。

 

また、タマネギは追肥が必要です。
無肥料でも意外と育つこともありますが、追肥をしておく方が生育が良いです。

 

ただし、いつまでも追肥を繰り返していると、貯蔵性が悪くなるので注意します。
追肥も最低で2回ほどなので、手数ほそれほどかかりません。

 

極早生~早生の場合は、12月下旬~1月上旬が1回目の追肥です。
2回目は2月中旬までです。

 

中生~晩生の場合は、1回目が1月上旬です。
2回目の追肥は2月上旬となります。

 

さらに追肥を行う場合は、3月上旬がリミットとなります。
これ以降に追肥をすると、貯蔵性が悪くなるので控えます。
>>タマネギの水やり
>>タマネギ 肥料

 

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ 芽 育て方

読了までの目安時間:約 7分

 

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tamanegi

タマネギを保存している時、
どれだけ気を付けていても芽が出てしまうことがあります

 

 

多少の芽であれば、そのまま食べてしまうこともできますが、
あまりに伸びすぎてしまったものはどうしていますか?

 

食べられなくなったと判断して捨てることもあるでしょうし、
頑張って食べられる部分を探して食べることもあるでしょう。

 

土に埋めたらどうなるのか試してみたことのある人もいるかもしれません。
本来、タマネギは秋に種を播いて育てるか、晩秋に苗を植え付けて育てます。

 

それを芽の出たタマネギで行うとどうなるのでしょうか。

 

 

[タマネギ 芽 育て方]

 

 

■芽の出たタマネギを育てる

 

芽の出たタマネギを育てると、最終的にはどうなるのでしょうか。
植え付けた後、タマネギから出ている芽はどんどん伸びていきます。

 

そのうち球の部分の栄養が使われてしぼんでいきます。
冬を越えた後、さらにタマネギの芽は生長していきます。

 

この時、タマネギは分球をして株を増やします。
分球したそれぞれから芽が出たような状態となり、
そのまま放っておくとトウ立ちをして花を咲かせるようになります。

 

さらにそのまま置いておくと、青立ちと呼ばれる状態となります。

 

芽の出たタマネギを育て、最終的にいつ収穫するかによって、用途が異なります。
次のシーズンの種播き用の種とりを目的とするならば、
トウ立ちさせて花を咲かせ、種をつけさせる必要があります。

 

種は必要ないということであれば、トウ立ち前に収穫し、
葉タマネギのように食べるようにします。

 

上級者になると、トウ立ちの時期も過ぎてから、
一般的なタマネギと同じような収穫時期に収穫し、
普通のタマネギと同じように球部分を食用とすることがあるようです。

 

ただ、分球は必ずするものと思っておいた方が良く、
分球することで球は必ず小さくなりますし、
肥大した時のスペースが少ないので、形がいびつになります。

 

ダメ元で最後まで育ててみるのも面白いですが、
収穫して食べたいときは、葉タマネギを育てると便利でおいしいです。

 

 

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ホーム=ミニタマネギも植えてみてください

 

 

■植え付け

 

芽が出たタマネギは、地植えでもプランターでも育てることができます。
栽培に適したプランターなどは、普通のタマネギを育てる時と同じです。

 

分球した後に球を肥大させないのであれば、株間もそれほど必要ありません。
芽が出てしまっている部分を埋めず、少し頭を出しておくのがポイントです。

 

ちょうどホームタマネギ(オニオンセット)を植え付ける時と似たような状態になります。
育てるための土も、一般的なタマネギを育てる時と同じで問題ありません。

 

植え付けの時期は、ホームタマネギや一般的なタマネギと同じように、
秋~晩秋にかけてがお勧めです。

 

 

■水やり・追肥

 

水やりは、土の表面が乾いたら与えるようにします。
過湿にすると弱りやすくなるので、必ず土が乾いてから与えるようにします。

 

特に冬の間は、気温が低い上にタマネギもあまり生育していません。
吸い上げる水の量も多くないので、水のやりすぎには注意します。

 

春以降は乾燥しやすくなるので、
土が乾いて水切れにならないようにチェックしておきます。

 

追肥はあまり必要ではありません。
気になるようであれば、生育期に液体肥料を規定通りに薄めて与えるくらいでも十分です。

 

 

■収穫

 

種をとる場合は、トウ立ちして花が咲いた後も放っておき、種ができるまで待ちます。
種がはじけて落ちてしまわないうちに花房ごと収穫し、
袋をかぶせて乾燥させた後に種を袋の中で出すと、種を無駄にせずに済みます。

 

葉タマネギとして収穫する場合は、トウ立ちする前に収穫しておくようにします。
トウ立ちしてからも収穫はできますが、葉が硬くなってしまい、食味が落ちます。

 

葉の長さが20cm~30cmほどになったら収穫できるので、
たくさん植えている場合は、少しずつ収穫しながら長く楽しめます。

 

葉タマネギとして収穫した場合は、収穫後の日持ちがしません。
収穫後はできるだけ早く食べてしまいましょう。

 

 

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ぬたにするとおいしいです

 

 

■利用法

 

葉タマネギとして収穫したものは、葉ネギと同じように使うことができます。
刻んで薬味や料理の彩りはもちろん、
軽く茹でたりレンジで火を通してからぬたにするとおいしいです。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 農家

読了までの目安時間:約 11分

 

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農家さん、プロのタマネギ栽培は、やはり凄いですね!

 

 

タマネギ栽培は、家庭菜園でも人気があります。
プランターでも地植えでも育てることができるため、
庭の一角を使った栽培も、ベランダでの栽培も可能です。

 

タマネギは秋に苗を植え付け、翌年の春~初夏に収穫するのが一般的です。

 

種から育てる場合は、晩夏頃に種を播き、育苗したものを定植し育てます。
地域によっては、春に種を播いて育てる作型が合うこともありますが、
種播きから収穫までの流れや作業は、春播きも秋播きもほとんど変わりません。

 

家庭菜園でタマネギを育てていると、けっこう失敗することもあります。
原因は様々ですが、ではプロの農家の方はどうしているのでしょうか。

 

プロの農家は、タマネギを育てて収穫したものを出荷し、収入を得ています。
収穫量やタマネギの出来いかんによっては、大きな損害が出る場合もあります。

 

家庭菜園でのタマネギの育て方と、プロの農家が育て方には、
どのような違いがあるのでしょうか。

 

プロ用の栽培資料やプロの農家のかたにお話を伺ってみましたので、
順序立てて、ご紹介します。

 

 

[タマネギ栽培 農家]

 

 

■土の準備

 

タマネギは栽培期間がとても長く、球部分も半分は土に埋まった状態で育ちます。
そのため、育てる土はとても大切で、農家の方も最も気を使う部分の1つです。

 

土がタマネギに合っていなかったり、
準備をおろそかにすると、途端に終了に影響することがあります。

 

・消毒
病気の予防の一環として、土の消毒があります。
土壌消毒をすることで、タマネギがかかりやすい、
病気に感染するのをある程度防ぐことができます。

 

消毒には、太陽熱を利用した熱消毒、
土を水に浸しておく消毒、
薬剤を使って行う消毒などがあります。

 

家庭菜園で実践するのであれば、
熱消毒が一番チャレンジしやすいのでお勧めです。

 

・土壌改良
タマネギがどのような土を好むか知っていますか?
タマネギが丈夫に生長するためには、
生育期間中に水切れを起こさないようにすることが大切です。

 

また、タマネギの根は酸素を多く要求するため、
早いサイクルで土の中の空気を入れ替える必要があります。

 

この2つを実現するためには、水切れを起こさないように水もちが良く、
土の中の空気を入れ替えるため水はけの良い土が必要となります。

 

過湿によって根を傷めると、病気に感染する確率も高くなるので、注意が必要です。
土は、触ると柔らかく、ふかふかとしていて、水を与えた後も水たまりができず、
タマネギが必要とする水分を保持できる土が理想的です。 

 

 

 

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苗を選別して植え付けるのもプロの腕前!

 

 

■苗の選別

 

タマネギは種から育てるか、苗から育てるかになりますが、
農家のようにたくさんの苗を植える場合は、種から育てた方が経済的です。

 

タマネギの苗はホームセンターなどで、100本単位で販売されてますが、
種なら1袋でわずか数百円です。

 

すべての種が発芽するわけではなく、良い苗を作ることは難しいです。
家庭菜園でする分には、それほど株数を植えることがないことが多いので、
種よりも苗で購入した方が簡単です。

 

苗を購入した後、必要になるのが選別です。

 

タマネギ苗は、良い苗とあまり良くない苗、悪い苗とに区別できます。
良い苗は、病害虫にかかっていないことはもちろんですが、
生育状態が「ちょうど良い」ことがとても重要です。

 

特に秋まきのタマネギ栽培では、冬を越す必要があります。
この冬を越す時、苗が大きすぎると春にトウ立ちしやすくなり、
小さすぎると寒害にあいやすくなります。

 

また、苗は大きさを揃えて植え付けた方が、生育にばらつきが出にくくなります。
そのため、苗を選別する時、大・中・小・規格外に分けるのがお勧めです。

 

大きさごとにまとめて植え付けることで、株間などが少しずつ異なるため、
管理する時も見やすくなります。

 

このような種まき、苗の管理に優れた技術を持つのがプロの農家です。

 

 

■追肥のタイミング

 

タマネギの栽培中、追肥が必要になります。
栽培方法によっては、追肥をしないこともありますが、基本としては必要になります。

 

追肥の何に注意が必要かというと、最後の追肥をするタイミングです。
最後の追肥が遅いと、いつまでも肥料効果が出てしまい、
貯蔵性の悪いタマネギに仕上がります。

 

目安としては、中晩生の品種を秋まきで育てた時、3月中旬頃が最後になります。
それ以降に追肥をすると良くないので、忘れないようにしましょう。

 

この肥料止めの加減を見極めるのも、本業のかたは上手いです。

 

 

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黒マルチで地温上昇、雑草対策

 

 

■雑草対策

 

タマネギ栽培において、雑草対策はとても重要です。
タマネギの周りに雑草が生えることで、
タマネギが必要とする栄養分や水分を雑草が奪ったり、
病気の原因菌や害虫の住処となることもあります。

 

さらに、背の高い雑草が生えることで、雑草が日陰を作ってしまい、
タマネギが日照不足となり、生育不良になることがあります。

 

土を事前に熱消毒したり、黒マルチを使うことで、雑草の発生を抑えることができます。
プロの農家の中には、除草剤を使用することもあるでしょう。 

 

それでもなお生えてくる雑草に関しては、手で取り除く必要が出てきます。
農家がタマネギを育てているスペースはとても広く、
雑草が生えていないかの見回りだけでも時間と労力がかなりかかります。

 

家庭菜園の場合は、農家よりもスペースがかなり狭くなるので、
こまめに見回ることで解決することが多いです。

 

熱消毒や黒マルチなら、家庭菜園でも実践しやすいですし、
それに加えてこまめに見回り、見つけしだい取り除くことで、
雑草による生育不良を防ぐことができます。

 

 

■葉と根を守る

 

タマネギがかかりやすい病気の中には、
葉や根にできた傷から菌が侵入するケースが意外と多いです。
そのため、葉や根に傷ができないように工夫する必要があります。

 

・葉を守る
葉は寒害を受けたり、強風に当たることで傷みます。
また、害虫に食害されることで傷ができることもあります。

 

これらを防ぐために、農家ではトンネルでの栽培を行っていることが多いのです。
寒冷紗や不織布、ビニールなどでトンネルを作り、
その中でタマネギを育てることで、害虫を寄せ付けず、
寒さや強風からタマネギを守ることができます。

 

・根を守る
タマネギの根は、土が過湿や過乾燥の状態になると傷つきやすくなります。
タマネギには適度な湿り気が必要なので、
水もちと水はけの良い土で育てるようにしましょう。

 

 

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貯蔵性の高い品種を選ぶと長期間タマネギを楽しめます

 

 

 

■貯蔵性を高める

 

タマネギといえば、新タマネギもおいしいですが、
やはり貯蔵しておいて、使いたい時に使えるようにしておきたいですね。

 

そのためには、プロの農家の方は、貯蔵性の高い品種を選んで育てますが、
栽培中も貯蔵性を高めるために気を配ります。

 

肥料止めのタイミングが遅れると、球が腐りやすく貯蔵性が悪くなります。
タマネギは収穫が近づくと葉が倒れますが、倒れてから長い間放っておき、
収穫適期を逃してしまうと、貯蔵性が悪くなってしまいます。

 

また、収穫後の乾燥と貯蔵中の環境も整えることで、さらに貯蔵性が高まります。
これらに注意することで、本来の貯蔵性を発揮できるようになります。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 寒冷地

読了までの目安時間:約 7分

 

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北海道北見のタマネギ畑

 

 

タマネギ栽培は、暖地での栽培と寒冷地とでは、
少し違いがあります。

 

暖地では、秋に種を播いて初夏に収穫する、
一般的な作型で育てるのが基本です。

 

寒冷地では、秋に種を播く暖地と同じ作型で育てるパターンと、
春に種を播いて夏に収穫するパターンの2通りがあります。

 

さらに春に種を播いて育てるパターンの中にも、
早期の春まきや直播きなど、いくつかの種類があります。

 

基本的には秋まきでも春まきでも育てることができますが、
東北や北海道のような、特に寒い地域では、
秋まきよりも春まきで育てた方が現実的です。

 

では、寒冷地でタマネギを栽培する時、
作型ごとのメリットやデメリット、
また育てるためのコツなどはあるのでしょうか。

 

 

[タマネギ栽培 寒冷地]

 

 

■秋まき移植栽培

 

秋に種を播いて育てるのは、暖地の秋まき栽培と同じですが、
寒冷地では気温の上昇が遅いため、収穫できるのは7月末~8月頃です。

 

8月に種を播いて育苗し、9月に苗を定植して育て、収穫は7月末~8月です。
寒冷地の作型では一番収穫が早いですが、栽培期間が一番長くなります。

 

寒冷地でも、積雪する地域だと、雪溶け水が畑に溜まってしまい、
タマネギが傷んだり、病気に感染する可能性が高くなります。

 

春の雪解けが早く、かつ水はけが良い畑であれば、地植えでも栽培可能です。
プランターなどの容器栽培の場合で、
雪が積もらない環境であれば、栽培は可能です。

 

寒冷地のこの作型には、
ラッキー」や「もみじ3号」のような品種が合います。

 

 

■春まき普通栽培

 

春に種を播いて育てる作型で、
寒冷地でのタマネギ栽培では、最も一般的な作型です。

 

3月末~4月上旬に種を播いて育苗し、5月下旬に定植して育て、
収穫は8月下旬からになります。 

 

秋まきの作型に比べると、栽培期間が短く、
寒さが和らいでから栽培を始めるので、寒冷地にはぴったりです。

 

種を播いて育苗する期間はまだ寒さが残っているため、
ビニールハウスやトンネル内での育苗が必要となります。

 

定植する頃には雪もなくなっているので、特別な資材はほぼ必要ありません。
この作型には「北もみじ2000」「スーパー北もみじ」「ウルフ」、
などの品種がお勧めです。

 

 

■早期春まき移植栽培

 

春まき普通栽培よりも、早めに種を播いて育てる作型です。
1月~2月に種を播いて育苗し、4月下旬に定植して育て、8月に収穫できます。

 

種を播く時期が早い分、育苗に時間がかかります。
育苗期間中は春まき普通栽培と同じように、
ハウスやトンネル内で保温しながら育苗する必要があります。

 

また定植する頃も、まだタマネギが生育するには気温が低いことがあり、
気温が十分に上がるまでは不織布をべたがけしておきます。

 

早期春まき移植栽培には「北早生3号」「北はやて2号」「収多郎」、
などの品種がお勧めです。

 

 

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収穫直前の北海道のタマネギ

 

 

■春まきべたがけ栽培

 

春まきべたがけ栽培は、
春まき普通栽培に比べて種まきと収穫がやや早い作型です。

 

3月に種を播き、5月の頭に定植して育て、9月上旬頃に収穫します。

 

早期春まき移植栽培よりも種を播く時期は遅いですが、
定植から収穫までは同じような流れになります。

 

こちらも定植後、不織布をべたがけして保温することで、
低温時の生育を促すようにします。
春まきべたがけ栽培では「オホーツク222」などの品種がお勧めです。

 

 

■春まき直播き栽培

 

春に種を直播きして育てる作型です。
4月中旬~4月下旬に種を播き、そのまま育てて9月頃から収穫が始まります。 

 

寒冷地でのタマネギ栽培の作型の中で、一番古い作型とされ、
栽培期間が短いのが特徴です。

直播きしてそのまま収穫まで育てるので、育苗の必要がありません。
さらには気温が上がってから種を播くので、
ハウスやトンネルなどの施設、不織布などの被覆も必要ありません。

 

もちろん、種を播いた後に不織布でべたがけすることで地温が上がり、
発芽や初期生育が良くなります。

 

ただ、気温がすでに低い時期を脱しているため、
タマネギ栽培の敵である雑草の発生が多くなる可能性があります。

 

春まき直播き栽培には「オホーツク222」「北もみじ2000」「イコル」、
などがお勧めです。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ苗 倒れる

読了までの目安時間:約 5分

 

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タマネギを育てるために苗を植え付けた後、
なぜか倒れてしまうことがあります

 

 

苗が倒れた時、すぐに対処しておいた方が良い場合と、
そのままにしておいても良い場合がります。

 

原因を見極められるようになれば、
タマネギ栽培の成功への道が開けます。

 

 

[タマネギ苗 倒れる]

 

 

■浅植えになっている

 

タマネギの苗を植え付ける時、
根に近い白い部分が土に埋まるようにします。

 

この時、あまりにも浅く植え付けてしまうと、
ちょっとした風などですぐに苗が倒れるようになります。

 

タマネギは意外と根が浅いので、植え付けが浅いと、
株が大きく育つほどに苗が倒れやすくなるので注意が必要です。

 

また、タマネギ苗をホームセンターなどで束で購入した場合や、
自分で育苗したものをばらした場合、根が露出した状態になっています。

 

この露出している根を、
植え付ける時に土の中に入れてあげることもポイントの1つです。

 

根が土の外に出てしまっていると、
うまく根付かずに生育不良になり、倒れやすくなります。 

 

タマネギ苗を植え付ける時は、指で根が入るくらいの穴をあけてから、
根を土の中に入れ、適切な深さまで苗を穴に入れて、
調節しながら土を寄せて押さえます。

 

根は土の中で育つものなので、
外には出ないように植え付けましょう。
>>タマネギ 苗の植え方

 

 

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か細いタマネギ苗は霜や霜柱にあてないようにします

 

 

■霜に当たった

タマネギの苗を植え付けた後、寒さが本格化してくると、
地域によっては霜が降りるようになってきます。

 

まだ弱々しい苗の状態のタマネギは、
霜に当たることで葉を傷めることがあります。

 

また、地面に霜柱が立つことにより、
根が浮き上がって倒れることもあります。

 

しっかりと植え付けていても、
霜柱で根が浮くと、倒れやすくなってしまいます。 

 

そんな時は、株元をマルチで覆うのがお勧めです。
植え付け前に、地植えでは黒マルチをかぶせておくのも良いですし、
容器栽培では株元にもみ殻やワラなどを敷くことで、霜避けになります。

 

 

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ベランダや屋上では、強風に注意します

 

 

■強風に当たった

 

しっかりと植え付けても、台風やビル風などの強い風に当たることで、
苗が根本から倒れることがあります。

 

タマネギ苗が根本から倒れているのを見つけたら、
またすぐに植えなおしてあげましょう。

 

特に苗を植え付けた直後は、
まだ根もしっかりと張っていないので倒れやすいです。

 

反対に、冬を越えた後、株が大きくなってきた頃も、
風の抵抗を受けやすくなるため、倒れやすい場合があります。

 

緑色の葉の部分が折れて倒れているだけなら、
そのままにしておいて問題ありません。
自然とまた立ち上がってきます。

 

 

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こちらは、嬉しい倒れ方です!

 

 

■収穫間近

 

収穫期が近づいてくると、タマネギは自然と倒れます。
これは球が肥大することで、軸の中が空洞化して弱くなるためです。 

 

軸の中が空洞化して弱くなったところに、
ちょっとした風が吹いたりすると簡単に倒れます。

 

収穫期が近づいた時に、こういう風に倒れた場合は、
タマネギの自然な現象なので、特に何もする必要はありません。
採り遅れのないよう、収穫の準備をしておきましょう。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ栽培 暖地

読了までの目安時間:約 4分

 

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タマネギを種から育てられたら、一人前だそうです!

 

 

タマネギを育てる時、暖地か寒冷地かで、
育て方にやや違いがあります。

 

とくに種から育てる場合には、気をつけてあげたいことがあります。

 

日本は地域によって、暖地・温暖地(中間地)・寒冷地に分けられます。

 

沖縄や九州などの暖かい場所は暖地、
関東や近畿などは温暖地(中間地)、
東北や北海道などは寒冷地、

 

というように、その地域の気候によって異なります。

 

暖地や温暖地(中間地)では、晩秋に苗を植え付けて育てる作型で、
タマネギを育てることができます。

 

育て方も基本に忠実に育てて問題ありませんが、
いくつかコツがあります。

 

 

[タマネギ栽培 暖地]

 

 

■暖地向きのタマネギ品種

 

暖地は、秋まき栽培であれば、
基本的にはどのような品種でも栽培可能です。

 

ただ、寒冷地向きの品種はできるだけ避けた方が育てやすいです。

 

暖地向きで育てやすい人気品種としては、
「泉州中高黄」「アトン」「貴錦」「ラッキー」などがあります。

 

高温による病気に抵抗がある品種を選ぶのもお勧めです。

 

 

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アトンは育てやすくおいしいです

 

 

■適期に植え付けるのがコツ

 

暖地は寒冷地に比べると、
秋になって気温が下がるのが遅いのが特徴です。

 

そのため、タマネギの種を播く時期が早いと、
暑さによって蒸れて発芽しないことがあります。

 

苗の植え付けも、早い時期に行うと、気温が高い期間が長いので、
冬になるまでに大きく育ちすぎてしまいます。

 

タマネギは冬までに苗が大きく育ちすぎると、
春にトウ立ちしたり、球割れを起こしやすくなります。

 

トウ立ちしたり球割れを起こすと、満足に球が大きくならなかったり、
食べられる部分が極端に減り、結果的に収量が激減することもあります。

 

適期よりも早めに種まきや植え付けを行うと良くないので、
必ず適期に入ってから作業を行うようにします。

 

 

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生育不良のタマネギ

 

 

近年は異常気象で、温暖の差が激しいので、
タマネギの種まきや植え付けの時期の見極めに注意するのが、
おいしく立派なタマネギを育てるコツです。

 

また、小さなタマネギのようなものを植え付けて育てる、
ホームタマネギ(オニオンセット)栽培でも、早めの植え付けは厳禁です。

 

ホームタマネギは、すでに小さなタマネギのようになっています。
これをまだ暑さが残っているうちに植え付けると、
土の中で腐ったりすることがあるので注意します。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A

タマネギ 有機栽培方法

読了までの目安時間:約 5分

 

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タマネギは有機栽培で育てることも、もちろん可能です

 

 

有機栽培をすることで、
甘みや旨みがぎゅっと詰まったタマネギに育ちます。

 

けれど、野菜作り初心者の方にとっては、
有機栽培と聞くだけで難しいと感じるのではないでしょうか。

 

有機栽培自体は難しくなく、コツをつかめば家庭でもできます。

 

 

[タマネギ 有機栽培方法]

 

 

■肥料と品種選び

 

有機栽培で気になるのは、
化学肥料を使わないために起こる肥料不足と、病害虫の発生です。

 

有機質の肥料も最近は色々と増え、
ホームセンターでも様々なものが販売されています。

 

有機質肥料の種類によって、
肥料の主成分である窒素・リン酸・カリの配合率が少しずつ変わります。

 

また、完熟になっているものがあれば未熟なものがあります。
完熟タイプは土に混ぜた後、比較的早く栽培が可能ですが、
未熟なものは一度完熟状態になるまで発酵させる必要があります。

 

土と未熟な肥料を混ぜて置いておいたりするのですが、
最低でも1ヶ月ほどかかるため、今すぐに使うというわけにはいきません。

 

ホームセンターで売られているものも、
完熟より未熟の方が安いので、未熟なものを購入してしまいがちですが、
発酵の手間を省きたいのであれば完熟したものを購入します。

 

次に病害虫ですが、有機栽培をすることで起きやすいのが、
白斑葉枯病とネギアザミウマの発生です。

 

どちらも発生時期にタマネギが小さいことが多いため、
発生時期より早く大きく育てておく必要があります。

 

早めに生育させるための方法もありますが、
一番良いのは極早生・早生の品種を選ぶことです。

 

早生品種を選ぶことで、中生や晩生の品種に比べて生育段階が早く、
ある程度は病害虫の発生を軽減することができます。

 

有機栽培をしようとするかたは、
同時に無農薬栽培を行おうとするかたが多いでしょう。
*>>タマネギ 無農薬栽培 もご覧ください。

 

できる限り薬剤を使用しないためにも、
できる限り病害虫の発生を抑えておくことが重要です。

 

発生時期に大きくなっているよう、早生品種を選ぶと同時に、
栽培中は防虫ネット等を使って、
外から害虫が入ってくるのを防ぐようにしましょう。

 

 

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管理人は、なぜか雑草抜きが大好きです

 

 

■雑草対策

 

有機栽培では雑草もよく生えます。
有機肥料の中に雑草の種が混ざっていることも多々ありますし、
肥沃な土には雑草はつきものです。

 

むしろ除草剤も使っていないのに、
雑草も生えてこない土地であれば、それは問題です。

 

雑草はとても厄介ですが、家庭菜園で育てるくらいの広さであれば、
機械なども使う必要はないでしょう。

 

雑草は大きく育ってしまってから取り除くのは難しいですが、
小さいうちにこまめに取り除いておけば、それほど労力は必要としません。

 

雑草はタマネギが必要とする肥料成分を吸ってしまったりするため、
できるだけキレイにしておきます。

 

土作りを行った後、黒いマルチをしておくことで、雑草予防になります。
とはいえ、まったく生えてこなくなるわけではないので、
見回りをして見つけたら抜いておく、というのを日課にしておきましょう。

 

■参考

・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ苗の保存方法
・ホームタマネギの栽培

 

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タマネギ栽培 Q&A