タマネギ生長比較 収穫!

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タマネギ生長比較 収穫!

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■タマネギ生長比較 収穫!

 

去年の晩秋に植え付けたタマネギが、ようやく収穫を迎えました。
今回のタマネギは、植え付け時に4種類の状態を作って栽培比較をしています。

>>タマネギ苗のカットと生長比較
>>タマネギ生長比較 途中経過

 

1つは特に何も手を加えていないノーマル苗、
2つ目は根を切って植え付けた苗、
3つ目は葉を切って植え付けた苗、
4つ目は葉と根を切って植え付けた苗です。

3月の終わり頃には、ずいぶん軸も太り、葉も増えてしっかりとしていました。
それから2ヶ月が経ち、恐れていたトウ立ちも起こらず、
だんだんと膨らんでいくタマネギを毎日眺めては、にやにやする日々。

 

5月下旬になり、ようやく軸がバタバタと倒れ始めたので、収穫しました!

 

 

2017/5/23ノーマル
丸々としていてキレイ。

 

 

まずはノーマルの分です。
今回育てたO.K黄は、扁平にならず丸い形に育ち、形としては問題ありません。
3月の時点では一番軸も葉も太く、元気が良さそうでしたが、
思っていたよりは玉が大きく太りませんでした。

 

追肥した肥料の量が少なかったのか、
それとも環境の問題なのか、原因は分かりません。

 

 

2017/5/23根切り
軸の割りに玉が小さい?

 

 

ノーマルに比べると、軸の太さは変わりませんが、
玉の大きさがやや小さいように見えます。

 

実際の重さは測っていませんが、おそらく少し軽いでしょう。
それでも、きちんとタマネギという形をしています。

 

 

2017/5/23葉切り
これも軸の割りに玉が小さい。

 

 

葉切りも根切りと玉の大きさはそれほど変わりません。
軸の太さに対して、玉がちょっと小さいような気もします。

 

 

2017/5/23根葉切り
根の量は一番多い。

 

 

葉と根の両方を切ったものも、玉の大きさは他と大差がありません。
ただ、写真で見ると、根の量が一番多く見えます。

 

根を切ることで、新しい根の発生を促す効果があるといわれていますが、
ただ単に根を切ったものよりも根の量が多いということは、
葉を切ったことも関係しているのでしょうか。
単純に栽培していた環境によって、微妙な違いが出ていたという可能性もあります。

 

今回栽培したタマネギは、4種類すべてを南向きの花壇で育てました。
環境としては大差がないはずですが、もしかすると微妙に株間に差があったり、
光の当たる時間が違っていたのかもしれません。

 

また、肥料を与えた時に、均等にばらまいているつもりで、
差が出たという可能性もあります。

 

花壇自体は素人が見様見真似で作ったものなので、多少の勾配があるはずです。
そうすると、傾いている下の方に水が集まりやすくなり、
水分の多い場所では、肥料成分が溶けやすくなった可能性も考えられます。

 

いずれにせよ、根の量が多かったにも関わらず、
葉と根を切ったものも、それほど玉が大きくならなかったのは、少し残念です。

 

結果として、一番玉の肥りが良かったのは、ノーマルでした。
といっても、大きく差が出たわけではないので、家庭で楽しむレベルであれば、
どの方法で植え付けをしても良いという結果となりました。

 

タマネギの苗は、根や葉が長く、植え付けが難しく感じることがあるため、
作業がしやすいように少し切って植え付けるのは、有効な手段だといえます。

 

もちろん、切る長さによっては失敗につながることもあるので、
どれくらい切るのかなどは、経験が必要になるかもしれません。

 

*タマネギ苗のカットと生長比較の記事は、園芸仲間の幸さんが担当しています。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ栽培記録

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