オーシャン
オーシャンは肥大性に優れる黄タマネギ品種で、熟期は中晩生です。
大きさは1球が約350gですが、マルチ栽培で500gにもなります。
各種病害に耐病性を持っていて、
トウ立ちと分球の心配も少ないので育てやすさも持っています。
オーシャンの特徴や育て方をご紹介します。
玉錦
玉錦は長期保存に向いている中晩生の黄タマネギ品種です。
形は甲高で、1球は350g前後によく揃います。
栽培は暖地から冷涼地まで幅広く適応しますが、
北海道などの寒冷地の栽培は難しいです。
玉錦の特徴や育て方をご紹介します。
春の郷
春の郷は3月上中旬から収穫できる極早生タマネギ品種で、
肥大しきる前の葉つきタマネギとしても収穫できます。
極早生タマネギの中では球に近い形をしていて、甲高形で見栄えも良いです。
春の郷の特徴や育て方をご紹介します。
[春の郷]国華園
■春の郷の特徴
・暖地栽培で3月上中旬から収穫できる
春の郷は超極早生品種で、極早生よりも早い熟期です。
栽培は暖地が適していて、秋まきの作型で育てます。
収穫は3月上中旬から収穫することができます。
暖地以外の地域では栽培は難しく、失敗しやすいです。
・250g前後になる甲高の白タマネギ
大きさは250g前後で、極早生タマネギの中では標準的な大きさです。
栽培や、収穫時期によっては多少大きさがばらつくこともあります。
形は球に近い甲高で、真っ白い鱗片が美しいです。
極早生タマネギならではの甘さ、柔らかさで、
サラダなどの生食から加熱調理まで、幅広く楽しめます。
・葉タマネギとしても利用できる
球だけの利用ではなく、葉がついた状態で収穫する葉タマネギとしても利用できます。
球の部分が肥大しきる前に葉つきのまま早どりするのが葉タマネギで、
葉タマネギはタマネギと青ネギの両方を楽しむことが出来ます。
葉部分は、生長するにしたがって硬くなってしまうので、
葉タマネギとして収穫したい場合は、なるべく早めに収穫すると良いです。
■春の郷の栽培のコツ
・暖地の極早生タマネギ栽培に沿って育てる
超極早生品種と極早生品種の育て方はあまり変わりなく、基本は同じです。
ただ、種まきの期間が短く、9月上旬が適期です。
遅いと苗が十分育たず、収量も減ってしまうので注意します。
・12月に1回追肥をする
早めに葉数を揃えるため、12月に1回目の追肥をします。
この追肥が遅れてしまうと、葉数が揃わず、枯れてしまうことがあるので、
遅れずに、忘れずに行います。
・葉タマネギは葉が柔らかいうちに収穫する
収穫は3月上中旬からですが、葉タマネギとして収穫できるのはそれよりも早いです。
年が明けて、タマネギが育ってくるのが2月頃なので、
2月頃を目安に葉タマネギを収穫します。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期
早生太り玉葱
早生太り玉葱は超大玉になる極早生タマネギで、
肥大性が特に良く、350g前後、栽培によっては400g~500gになります。
みずみずしくジューシーで、甘みが強いので生食が美味です。
早生太り玉葱の特徴や育て方をご紹介します。
F1超極早生玉葱
F1超極早生玉葱は3月下旬収穫の超極早生タマネギ品種で、
病害に強く、玉揃いが良く、食味にも優れています。
同社から販売されている品種でF1極早生黄玉葱というものがありますが、
それよりも収穫が早いです。
F1超極早生玉葱の特徴や育て方をご紹介します。