タマネギ 味噌汁
豚汁、おいしい!
タマネギの入った味噌汁は、ほっとしてとてもおいしいですよね。
けれど、タマネギ入りの味噌汁がいつもワンパターンになっていて、
少々飽きてきた、なんてことありませんか?
タマネギはとても万能な野菜です。
切り方や合わせる具を変えるだけで、ぐっと味も雰囲気も変わります。
[タマネギ 味噌汁]
■形状別タマネギの味噌汁
タマネギの味噌汁を作る時、どのようにして使いますか?
大半の人が薄切りにしたものを使うことがほとんどでしょう。
切り方や形状を変えるだけ、いつもと違ったタマネギの味噌汁が楽しめます。
・スライス
繊維に沿ってスライスするのが一般的ですが、
繊維を断ち切るように切ってみると、食感がガラリと変わります。
また、いつも薄切りにして味噌汁に入れるのであれば、厚めのくし切りにすると、
いつもより濃厚なタマネギの風味やしっかりと食感が楽しめます。
大きめに切った場合、煮る時間が長くなりますが、
煮る時間を調整することによって、とろとろの柔らかいタマネギから、
少しシャキシャキ感が残った硬めのタマネギまで、お好みで調節することができます。
・みじん切り
タマネギと一緒に入れる具が細かい場合は、
合わせてタマネギも細かくみじん切りにすると、食感がばらつかずに済みます。
納豆や短く切ったエノキなどだと、みじん切りのタマネギがよく合います。
また、みじん切りにすることで火の通りが早くなるので、
流行りの味噌玉に生のみじん切りタマネギを混ぜておけば、
お湯を注ぐだけでやんわりと火が入り、タマネギの風味が引き立ちます。
・すりおろし
タマネギはすりおろした状態でも味噌汁に使えます。
ちょっと意外な使い方かもしれませんが、すりおろしたタマネギを味噌汁に入れると、
火が通った時に甘みが強くなり、しかもほんのりととろみがつきます。
そのおかげか、冷えた体が温まり、冬の間や風邪の引き始めなどは体に染みます。
■タマネギの味噌汁と相性の良い具
タマネギは様々な食材と相性の良い、とても万能な野菜です。
味噌汁にする時、タマネギを相性の良いお勧めの具をご紹介します。
新ジャガと新タマネギの味噌汁は、最高です
カボチャとも相性が良いです
・野菜
野菜はほぼどれでも合います。
ナスやピーマン、甘長トウガラシなどは、そのものに食感と香りがあるので、
タマネギの甘みがそれを引き立ててくれます。
ジャガイモやサトイモ、サツマイモなどのイモ類は、ボリュームアップしてくれる上に、
それぞれ特有の甘みや香りがあるので、甘みを持つタマネギとの相性が良いです。
エノキやシイタケ、シメジなどのキノコ類は、淡泊な味わいでも香りが強いので、
タマネギの甘みとよく合います。
野菜は本当にどれも合うので、意外と思われる組み合わせも試してみてほしいです。
タマネギが欠かせない豚汁
・お肉
タマネギはやはりお肉との相性が良いです。
豚肉を入れた豚汁は、タマネギが欠かせないという方も多いのではないでしょうか。
他にも、ベーコンやウィンナーといった加工品も、意外と味噌汁に合います。
燻製の香りがやや強く出やすいですが、
タマネギが持つ香りが燻製の香りを和らげてくれるので、味噌の風味も生きてきます。
オーソドックスな豆腐とワカメに
・大豆加工品
豆腐を始めとする、大豆加工品とも相性が良いです。
豆腐、厚揚げ、薄揚げあたりは、味噌汁の定番の具でもあるので、
万能なタマネギと合わないわけがありません。
また、変化球として豆乳を加えた味噌汁もあります。
まろやかさが加わり、いつもとは違った味噌汁となりますが、
ここでもタマネギはよく合います。
・乳製品
変わり種の味噌汁として、牛乳を入れたミルク味噌スープや、
チーズを入れた味噌汁があります。
どちらもタマネギとの相性が良く、タマネギ特有の香りを包み込んでくれるので、
タマネギが少し苦手という方も食べやすくなります。
どちらかというと、味噌風味のシチューのようになるので、
冬にお勧めの組み合わせです。
・海藻
海藻類も、味噌汁として使われることが多い具材です。
ワカメはもちろん、切り昆布やアオサもお勧めです。
海藻類は旨みが強いものの、味としては淡泊なものが多いので、
タマネギの風味と甘みがアクセントとなります。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期
タマネギと鶏そぼろの味噌汁