玉ねぎ 薄皮

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玉ねぎ 薄皮

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タマネギを料理する時、必ず行うのが皮むきです

 

 

黄タマネギは表面の茶色くて薄い皮を剥いて使いますが、
この薄皮がなかなか剥けないこともあります。

 

また、皮を剥いた内側にごく薄い透明の薄皮が残ることもあります。
タマネギの薄皮を簡単に剥く方法や、薄皮の利用法などをご紹介します。

 

 

[玉ねぎ 薄皮]

 

 

■タマネギの薄皮

 

タマネギには茶色くて薄い皮と、
透明のごく薄いフィルムのような皮が残ることがあります。

 

茶色い皮は剥けずにイライラすることもありますし、
透明の薄皮は取り除けば良いものか迷います。

それぞれ、どのようにして剥けば良いのでしょうか。

 

 

・茶色い薄皮
タマネギの表面には茶色皮がついていますが、
この茶色い部分と内側の白い鱗茎と呼ばれる部分は、元は実は同じものです。
乾燥させることにより、表面の水分が飛んで茶色くなり、貯蔵性が高くなります。

 

この茶色い部分の薄皮を剥く時、皮がくっついて剥きにくいことがあります。
そんな時は、15分ほど水につけておくことで皮に水分が戻り、剥きやすくなります。

 

他にも頭の部分を切り落とし、そこに水を当てながら剥くことで、
隙間に水が入り込んで浮き、剥きやすくなるという方法もあります。

 

 

・透明な薄皮
茶色い皮を剥いた後、透明な薄いフィルムのような薄皮が残ることがあります。
この薄皮は食べられる部分ではあるのですが、
表面に残っていると包丁が滑って切りにくいことがあります。

 

表面に残った分に関しては、取り除いてから切るようにすると、
滑らずにうまく切ることができます。

 

 

■薄皮の栄養分

 

タマネギの茶色い薄皮の部分には、実は健康に役立つ成分が含まれています。
その成分の名前は「ケルセチン」です。

 

健康関連の情報番組などで紹介されることも多いので、
ケルセチンという名前を聞いたこともある方も多いのではないでしょうか。

 

このケルセチンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。
生活習慣病やがんを予防する成分として、とても注目されています。

 

タマネギの皮を剥いた白い部分にもケルセチンは含まれていますが、
茶色い薄皮の部分にはその30倍もの量が含まれているそうです。

 

それもそのはずで、ケルセチンは、
タマネギの茶色い薄皮の黄色い色素に多く含まれているのです。

ただ、薄皮をそのまま食べるのは難しいものです。

 

 

健康と美容に効果が高いタマネギの皮茶

 

 

そこで便利なのが「タマネギの皮茶」です。
表面の茶色い薄皮の部分をお茶パックに入れ、お湯で煮出して飲む方法です。

 

タマネギの皮茶にはケルセチンの他にも、カロテンや、
ビタミンA、B1、B2、C、硫化アリル、カリウム、カルシウムなどなど、
豊富な栄養素が含まれています。

 

そのため、健康維持だけでなく、美容に対する効果や、
ダイエット効果も期待できるといわれています。

 

さらに、現代病の1つでもある花粉症など、
アレルギー症状の緩和にも役立つとのことです。

 

ただ、タマネギの皮茶は、お茶としてそのまま飲むには風味が独特なため、
人によっては受け付けにくい場合もあります。

 

そんな時は、スープで摂取するのも1つの方法です。
また、麦茶など他のお茶と合わせて飲みやすくする方法もあります。

 

■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期



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タマネギ 料理

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