タマネギ栽培 分球
タマネギ栽培中、分球という現象が起こることがあります
1球のはずのタマネギが分裂して、
形が悪くなったり、小さくなったりと、良いことはありません。
分球する原因や、予防法をご紹介します。
ホームタマネギ 大きくならない
プランター栽培のホームタマネギ、甘みとコクがあり美味しかったです!
ホームタマネギを育ててみたものの、年内には球が大きくならなかったため、
そのまま春まで育てたけれど、結局はトウ立ちして球はあまり肥らなかった、
というような失敗をよく耳にします。
ホームタマネギは、すでにタマネギの赤ちゃんの状態のセット球を8月末頃に植え付け、
育てることで、年内に収穫するという作型が一般的です。
すでに赤ちゃんタマネギに育っているので、栽培期間が短く容易に育てられます。
しかし、ちょっとしたことで、球が大きくならずに年を越すことが多いのです。
そのまま様子を見ようと畑に置いておくと、すでに大きく育ちすぎているため、
春にはトウ立ちし、最終的には分球したりして、
美味しいホームタマネギを収穫することができません。
ホームタマネギが大きくならない原因には、
どのようなことがあるのでしょうか。
タマネギ 収穫 早い
収穫中のタマネギ
タマネギは、家庭菜園で育てられる野菜の中でも、
栽培期間の長さがトップクラスです。
晩秋に苗を植え付けて初夏に収穫するので、苗からでも5ヶ月以上かかります。
種から育苗するなら、さらに長い期間がかかります。
そんなタマネギですが、収穫には早いけれど、
もう収穫したり、あるいは早めに収穫した方が良い状態など、
収穫のタイミングに関する悩みが出てくることがあります。
タマネギの収穫の早さに関する悩みには、解決法があるのでしょうか。
タマネギ栽培 坊主
タマネギのネギ坊主
タマネギの苗やホームタマネギを秋に植え付けて栽培すると、
春にネギ坊主のようなものが出てくることがあります。
このネギ坊主のようなものは、タマネギの花です。
いわゆるトウ立ち=抽苔(ちゅうだい)をしている状態ですが、
タマネギにとって、トウ立ちはあまり良いものではありません。
タマネギにネギ坊主のようなものができると、何が悪いのでしょうか。
また、ネギ坊主ができないよう栽培するには、
どのようにすればよいかをご紹介します。
タマネギ 収穫 遅れ
収穫遅れか乾燥不足で、発芽しているタマネギ
タマネギ栽培では、タマネギの収穫時期と、夏野菜の定植時期が重なるため、
早めに収穫してしまうことがよくあります。
そのため、早めに収穫したらどうなるのか心配という話を、よく耳にします。
けれど、場合によっては、タマネギが収穫遅れとなることもあります。
早くにタマネギを収穫すると、球の肥りが悪い、収量が上がらない、
また完熟となっていないため、おいしさに欠けていることが多いです。
では、タマネギの収穫が遅れると、いったいどうなるのでしょうか。