タマネギ栽培 9月
タマネギ苗の植え付け、11月頃
タマネギは、色々な料理に使えて貯蔵性も高いので、常備しておくととても便利です。
家庭菜園でもとても人気があり、実は品種もたくさん存在します。
栽培期間は少し長く、一般的な栽培法であれば、晩秋に苗を植え付けて、
翌年の初夏に収穫となります。
栽培地の気候や作型によって、少しずつ管理の時期が変わります。
9月にできるタマネギ栽培での作業には、何があるのでしょうか。
タマネギ栽培 失敗の原因は?
タマネギ栽培は、奥深く、
栽培のポイントを、踏まえないと失敗の源を作りがちです
タマネギの畑づくり、育苗、植え付け、肥大期、
収穫などで起こりやすい失敗を確認しましょう。
この失敗は原因が分かれば予防できます。
タマネギ栽培 用土
タマネギは、それほど用土を選びません
[タマネギ栽培 用土]
タマネギ栽培では、
用土にはあまり神経質になる必要はありません。
タマネギの性質に合わせた用土を用意する必要がありますが、
特別な用土は必要ないです。
タマネギはプランターで栽培することもできます。
畑での栽培、プランターでの栽培では、
土はどのように用意するとよいかをご紹介します。
■タマネギの好む土壌は?
タマネギは連作による障害の少ない野菜です。
しかし、酸性の土壌には弱いので、
植え付け前のphの調整は必要です。
どのような土壌でも育ちますが。早生の品種では、
地温を早く上げる必要があるため砂質土が適しています。
長期間貯蔵したいときは粘土質の土壌が適しています。
粘土質の土壌で育てると、
固くしまった状態で肥大し貯蔵性が高まります。
タマネギは栽培期間が長く、根は浅く張ります。
そのため、乾燥には弱い性質があります。
堆肥を十分に施し、地力のある、
保肥性と保湿性のよい土壌を作ります。
■地植えの用土
植え付けの2週間前には畑の用土を用意しておきます。
苦土石灰を1㎡あたり100g、堆肥を1㎡あたり2~3㎏入れ、
よく混ぜ耕しておきます。
植え付けの1週間前に元肥を施します。
化成肥料を1㎡あたり100~120g入れて土を耕します。
畝は幅90~120㎝で作り、2条仕立てで育てていきます。
プランターでもおいしいタマネギが栽培できます
■プランターの用土
タマネギをプランターで育てるのであれば、
市販の肥料入りの栽培用土を使うと簡単です。
タマネギは連作にも強いので、
古い用土をリサイクルして使うこともできます。
ただし、病気が発生していたり、ネキリムシの発生した土は、
使用しない方が安全です。
古い土を使うのであれば、タマネギは酸性を嫌うので、
苦土石灰を標準プランターで20gほど入れて土を中和させます。
土をふるいにかけてほぐし、通気性をよくした後、
堆肥を半分ほど混ぜておきます。
化成肥料を10リットルあたり10gまぜたものを用土として使用します。
用土は配合してから2週間ほど置いて、
肥料成分が土になじんでから植え付けるのが良いです。
■参考
・タマネギ 肥料過多
・タマネギ 肥料一発
・タマネギ 無機肥料
・タマネギ 有機肥料
・タマネギ 3月の肥料
・タマネギの収穫時期
タマネギ栽培 8月
タマネギも畑の準備が大切です
タマネギ栽培は秋から初夏までが栽培期間となるため、
夏はオフシーズンというイメージがあります。
実際、スーパーなどの小売店でも、初夏にはたくさんの新タマネギが出回りますが、
真夏の間は保存用の黄タマネギばかりが目立つようになります。
けれど、次のシーズンにタマネギ栽培を考えているのであれば、
8月もぼうっとしている暇はありません。
今からできることをしておくことで、次のタマネギ栽培の成功率が上がります。
タマネギ栽培 7月
タマネギの選別
タマネギ栽培は、おもに秋から初夏までが栽培期間です。
7月になると、すでに収穫を終えていることがほとんどのため、
タマネギ栽培にはあまり関係ない時期だと思われることも多いです。
けれど、7月になっても、タマネギのためにできることはあります。
次のシーズンのためにも、今やっておけることを1つずつ済ませておきましょう。